怪人
ついに少女とご対面!レオールはどうするのか!
レオールは考えていた。なぜウィッチはあんなにも何かを嫌がるように暴れていたのか。
「うーん…」
「どうしたんですか。朝っぱらから考え事して。殴りますよ」
「ひどすぎる」
そんな軽口をたたいていても、また考えてしまう。あの少女と関係があるのか…?そうレオールは考え、やめた。
「めんどくせ、わからないなら考えなくてもいいな」
そういい、寝ようとすると、ルーカスに殴られた。
「おわっ」
反応できなかった。吹っ飛ばされる。
「あ、すんません、よけられないとは思わなくて…きっと疲れが溜まっていたんですね」
謝ってくるルーカスの顔は笑顔だ。うざい。
「上司に向かってなんてことを」
痛む肩をさすりながら定位置に戻る。
「そんなことより、最近珍種の依頼も増えていますね」
「そうなんだよ~、肩こっちゃうよね」
じじいっすねと言われ、男にとってもっとも大事な部分に飛び蹴りをかます。いってえええと悶えているが知ったこっちゃない。
「プルルルル」
また鳴った。ルーカスが出る。これで三日連続だ。どれもこれも珍種で、暴れ方も同じ。嫌になる。
「はーい。珍種ですね。今行きます」
「いいえ、違います!怪人です!早く来てくださ…ドゴッ」
ブチッと切れる。これはさすがにヤバイ。
「何今の。こっちまで聞こえてきたよ」
「隊長。怪人が出たらしいです。ロウさんに連絡してください。僕はすぐ出ます」
「はーい」
ルーカスは外に飛び出す。だが、肝心な場所を教えてくれないかった。どうしたものか。仕方ない、一度近くにある内で一番高いビルの屋上に飛ぶ。
「!」
いた。土煙が舞ってる場所がある。そこにむかって勢いよく飛んで走り出した。
着いた。一応レオールに位置情報を送信する。これでどこにいるかわかるだろう。倒れている人を見る。よかった。傷も深くない。残りの隊員にケガをした隊員を預け声を掛ける
「お前らは下がれ、お前らじゃ勝てない」
そういうと、隊員達は駆け出してった。
「ふふふ」
少女の笑い声が聞こえてきた。戦闘態勢に入る。チリン…鈴の音が聞こえる。そして目の前に少女が現れる。
「誰だ」
「言わなーい」
「最近依頼に珍種が多い理由も、珍種が暴れてるのも、お前の仕業か?」
「うん!そうだよぉ、よく気づいたね~」
う~ん、なんでこんなのがここにいるのかが分からないな。
「ま、いいや。ここは人間の敷地だ」
異術-『断』
ビュッと音がする。でも、肉が切れた音じゃない。避けられた。上を向くと少女が巨大なハンマーらしきもので迫ってきていた。ルーカスは後ろに大きく飛ぶ。
異術-『爆』
ボンッと音がする。また避けられた。来れもダメか。敵のハンマー攻撃を避けながら、どうしたもんかと考える。
(あの娘は何がしたいんだ?)
考えてると、少女がチリンと鈴を鳴らしたかと思ったら、突如、たくさんの怪異が出てきた。




