そりゃ入学人数減らんわ
たくさんの足音がする。めっちゃいるな・・・。怪異か。
「何でこんなことになるのかねぇ」
ゴゴゴゴゴ
もう足音じゃない音が聞こえる。なんかもう、森の奥からちょっと怪異見えるし。
「レオちゃーん」
かすかにマリの声が聞こえた。キョロキョロと見渡すが何も見えない。
あの女は何かと厄介事を持ってくる奴だからな。ここにいない方がいい。
「あ、ねえ、上にいるよ」
ドッゴーン☆
爽快な音で俺の上にクリティカルヒットしたのはメアとマリだった。
「ぐほっ」
さすがに耐えられず倒れる。
「重い重い。さすがに女二人の体重はきついって」
「よし。ゆめちゃん殺せ」
「アイアイサー」
「あ、待ってごめんなさい。やめて痛い痛い」
ボコボコ俺は蹴られ殴られる。何で討伐部隊の女たちはみんなゴリラしかいないんだ。
「そーいや、怪異すぐそこだよ」
「あーあーあーあー、なにしてんの」
「君の方向に逃げてただけだよ」
「その『だけ』が問題なんだけど」
隊長が突っ込みに入るほどえぐいのか。マリアさんって。
「私が何とかするから、足止めよろ」
「へーい」
異術-『潰』
べちゃっ
怪異たちが潰れる。想像以上にグロかった。
「きっも、止めてよ。血飛んできた」
「ごっめーん☆」
レオールの首をギリギリ絞める。
「レオちゃん準備出来たよ」
「OK。早く戦って戻れ」
一体どんな術を使うのだろうと私はワクワクして、マリアさんのほうをみた。
「…え?」
一旦下を向く。よし、もう一度。前を向く。
「ッスー(息を吸う音)…え?」
「いや、いや、いや、何で服脱いでんのよ!?」
「え?全裸じゃないよ?」
「全裸じゃなくても!」
ハッとレオールのほうを向く。大丈夫だ。なんか背ぇ向けて空みてるし。
「じゃ、いっくよー」
異術-『魅』
えー、説明しよう!この術は、相手を魅了して、言うことを効かせるのだ!そして肌を露出すればするほど効きやすいぞ!
『怪異たち、殺し合え』
マリアが命令を出す。
「グオオオオッ!」
あー、怪異たち殺し合ってるよ。グロ。
「あんなんして、教育上、大丈夫だと思う?」
「ダメだろ。だけど、思春期の猿共は喜んでるけどな」
レオールが指を差す方向には生徒と教師がいた。
「ああ、確かに」
怪異の殺し合う音を聞きながら、上を向いた。
「おい、教師!結界解除しろ」
「君も教師でしょ!それに僕の専門は追跡と特定だよ!」
特定?…特定か。
「じゃあお前、この結界張ったやつの特定もできるか?」
「え」
「早くしろよ」
「今やってるでしょ!せっかちさんなんだから」
ムスッとする。
「それに、怪人の特定もあとちょっとなんだから…」
なんか違和感を感じる。何だ?
「え、何でお前ここに怪人いるってしってんの?」




