ダメ教師
タタタタタ
走りながらルーカスは残ってる生徒がいないか探す。
「グオオオオ!!」
まただ。怪異が襲い掛かってくる。
シュバッと斬る。が、実戦用とはいえ未熟な生徒が使うものだ。こんなレベルの怪異を置くか?
「誰かが連れてきたとかな・・・」
ドンッ音が聞こえる。誰かが戦っているらしい。一応行ってやるか。
だれかが倒れてる。近寄ると教師だった。
「大丈夫ですかぁ~?」
「ああ、君は・・・カス君」
「誰がカスじゃゴラァ」
「ハッ、それよりもさっき怪異の群れが襲いかかってきて・・・スタート地点の方に向かってったんだよ」
「えー、倒せなかったのかよ」
「だって、数十、数百のレベルじゃない。数千、もしかしたらそれ以上かも・・・」
だから強い怪異がずっと出てきてたのか。
「どうしよう~ルーなんちゃら君」
「何で次はカスを忘れるんだよ!」
とりあえず隊長に連絡するか・・・
スマホを取り出す。
「ん!?」
圏外だ。さっきまで繋がってたのに。
「おいクソ!帰り道はどこだ!」
「わ、分からないよ~」
「ホント役たたずだな」
どっかの隊長とそっくりだ。
「違うって、さっきまで来た道がないんだよ」
「!?」
うわあ、叫びたくなる。
「イラつくなぁ!!おい役立たず!これはきっと結界だ」
「へ・・・?結界?」
「つまり、俺らは今、この森に閉じ込められてるってことだ」
「ええええ!そんなぁ!」
うっうっと泣きわめく。大人げなっ・・・。
「俺花粉症なのに・・・。こんなスギの木が多いところに閉じ込められるなんて・・・」
「そこ・・・?」
ダダダダダ
「「いや~!!」」
怪異の群れから逃げていたのはメアとマリアだった。
「ちょっと君!怪人ならなんとかしてよ!仲間でしょ!」
「ちがうわよ!アイツら喋れないし、こっちが食われそうになったこともあったのよ!!」
「それは、、しょうがないね・・・」
哀れみの表情をむけられる。
「しょうがないわね。ねぇ、ここの森全部燃やしていい?」
「残ってる人たち道連れになるけど・・・」
次はやばいやつを見るときの目を向けられた。
「その目やめてよ。・・・やめて!」
「えー、でもまさかゆめちゃんがあれだったなんて」
「それ隊長たちにはいわないで。いつか自分から話すから」
「ふふふ。そん時に何か分かるかもね」
・・・?何のことだ?まあいいか。
「でも、あいつらの狙いはどっちみち私だから・・・。巻き込んじゃったわね」
「だいじょーぶだよぉ。こんな刺激的なのは久しぶりだからね。先生たちも今までストレス溜まってた分、発散できると思うし」
「はあ・・・」
じゃあなんで逃げてるんだろう。
「じゃあなんで逃げてるんだろうと思っているね・・・」
ギクッ。何でわかるのよ
「でも、私の戦闘スタイルってちょっと特殊だからさ、ここでじゃやりたくないの」
やりたくない?できないじゃなくて?
「さあ、このままレオちゃんのところに突っ込むぞーー!」
上等なんて言っておいて今回名前以外でてないっすね。




