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初授業

キーンコーンカーンコーン

朝のチャイムがなる。

「みんな席についてね」

ガラッと扉を開け、マリアが入る。

なのにチャイムが鳴り、教師が入っても、生徒は立ち歩いたり、後ろ向いたり喋っている。

「うわぁ、何あのクソガキ、最悪じゃん。隊長ホントにあれ正せますか?」

「無理」

即答かよと思っているとやっと生徒が静かになったらしく、僕らが呼ばれた。


「では、これから臨時の先生を紹介するよ。どうぞー」

「初めまして!臨時のレオールです。よろしくね」

「ルーカスでーす」

「メアです!」


「この三人は、これから怪異に関する授業をしてもらおうと思うんだよね」

「「「例えば?」」」

「何であんたらが聞くんだよ」

生徒から突っ込まれた。

「実は言ってないんだよね☆」

「マジかよ」「報・連・相ちゃんとしろ」色いろ言われた。

「うるさい。話し戻すけど、君らがするのは怪異にはどんな種類がいるのかだったり、異術の種類だったり、あとは実際に討伐訓練したり」

「は?訓練で何かあったら全部俺らの責任じゃん!」

「ひゅ~♪なんのことかな?」

ヘタクソな口笛ですっとぼけながら逃げている。

「おい、あいつら俺らよりやばくね?」

生徒たちがざわつき始めた。

「あ、あー、ということでっ、自己紹介終わり!一時間目からレオちゃんのジュギョーだから!」

「へ?、待って待って聞いてない、ルーちゃんとメアちゃんは!?」

「別のクラスで授業です」

ウソだろ…と絶望する。こんな日頃から甘やかされて育ってますみたいな奴らが話聞くわけないじゃん。

「最悪だ…」


「はーい、ではやっていきたいと思いまーす」

「レオールー質問ー」

「はーいどうぞー」

「何で子どもなのに先生やってんの?」

クラスに笑いが起こる。正直イラつくが、こんなことでは俺は怒らない、心がけ広いからな。

「……さて、今回の内容は、珍しい怪異の事について学ぶよ」

(無視した…)クラス一同


「じゃあ、みんな珍しい怪異の名前知ってるかな?名前をあげるとー、ウィッチ、ミュータント、怪人etc…こんな感じだね、じゃあ、次は対処法だよ。」


「…もし君たちが珍しい怪異に遭遇したら、逃げて欲しい」

クラスがざわめく。

「何でだよ。戦うんじゃねえんかよ」

「どうやって?」

「どうやってって…、そりゃ」

「異術で?どんな怪異か分からないかも知れないのに?自分より強いかも知れないのに?怪異を倒すヒーローなんて本当に強いやつしかなれないんだよ、

君たちがいくら優秀でも、部隊に入れば君たちみたいな成績の子なんていくらでもいる。優等生だったからって、チヤホヤされる訳じゃないんだよ」

 急に変わった…、クラスに緊張が走る。何でそこまで言うんだよ…。

キーンコーンカーンコーン

チャイムがなった。

「これで授業は終わります」

レオールは出ていった。

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