新たな寮生活
ワクワク☆寮生活!だけどやっぱクセモノぞろいで・・・?
それでも上司の方がクセモノ!な、寮編!
「あー、クソッ」
ルーカスは石ころを蹴る。
「それはこっちのセリフなんだけど」
そう。今まさにクソ上司に決められた寮に二人で向かっているのである。
「そもそも、私に見張りなんていらないんだけど」
「はぁ、バカだな。最低限これくらいしないと何かが起きたとき、お前の責任にされるかもしれないだろ」
「!」
なるほど、他の事件が起きたとき、私が疑われるのか。
「ってあんた何勝手に焼き鳥買ってんのよ」
とんでもないやつだ。ここの者は全員おかしいやつしかいないのか。
「まあまあまあまあ、ほれ、お前にも一本やるよ」
「・・・ありがとう」
「あ、ちなみにこのことあいつに言うなよ。ずるいーってぐずるからな」
あいつってレオールのことだろうか。そういえば上司がいない時は敬語使わないな。
「そういえば、隊長って何歳なわけ?」
「知らん。見た目で言えば20前半だろ」
マジか・・・あんな若さで隊長やってるのは普通に尊敬してしまう。
「…てかあんたは何であそこの部隊に入ったわけ?その実力ならもっといいとこ入れたでしょうに」
「ああ、それはな・・・」
パーンッ突如耳元で大きな音と一緒に紙吹雪が出てきた。
「これは…クラッカー?」
「せいかーいっだよー」
目を向けるといつの間にか女の子が立っていた。後ろにも数人男女がいる。
「なんだ、あそこの隊長が入れるっていうからすげえやつなのかなと思ったのに、大したことないじゃん」
男が失礼な事をいってきた。
「ハァ?」
売られた喧嘩を買おうとそでまくりすると
「落ち着けよ」
ルーカスに止められた。
「ま、まずか中に入れ」
喧嘩売ってきたやつ以外はもう中にいたらしく、ソファーに座っていた。
「じゃあまずはー、自己紹介だね!私はアシュリーだよ!よろしくね」
さっき顔面に紙吹雪をかけてきた子だ。
「次は僕。カイトです。こんな見た目してるけど男です。よろしく」
女の子みたいな見た目と服装してる。でもめっちゃ可愛い。
「俺の番だ!アンディだ!仲良くしよう!」
あ、暑苦しい。さっきの子とは正反対だ。
「あたしは、サミュエル。気安くサムってよんで」
おねえさん系の子だ。相談するならこの子にしよう。
「ほらほら、次はあんたの番」
ぴゃっ、と跳ねたのは髪の長い女の子だ。
「こ、ここここここんにちは!わ、わた、私の名前はリ、リオンです・・・」
えらくビビりだな。こんなんで討伐できるのかな。
「アンタもあいさつしな」
「やだ」
「しないとうっかりその首絞めちゃうよ☆」
物騒な言葉をいうサム。やっぱ頼るのやめよ・・・
「げ、あー、マルクスだ。弱いやつには興味がない」
本っ当にムカつく。今日こいつに悪夢見させよう。
「で、最後に僕ルーカスだ。七人で少ないが仲良くしてくれよ」
なんやかんやで自己紹介は終わった。
「さーみんなでお祝いのケーキだー!」
皆成人してるはずなのに・・・。なんでこんなにも疲れるの・・・。
そんな常識を知らなそうな奴らの中でメアの寮生活は始まったのだった・・・。
可哀そうですねメア。強く生きろよ・・・




