歩いたはずの帰り道
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:歩いたはずの帰り道
仕事から家に帰る時に、
いろいろ思い出した。
あるオシャレなカクテルバーの横を通った時、
「ああ、ここで確か友達と飲んでたなぁ」
薄暗くなった公園の横を通った時、
「へへ、ここで彼女と初めてのデートをしたなぁ」
最寄り駅から近くのコンビニ前を通った時、
「ここでアイスクリーム買った時、溶けて大変だったなぁ。確か」
薄暗くなった道を歩いていたら、
黒猫が前を通った。
「そう言えば、同じような黒猫に、ミーちゃんなんて名前つけてたこともあったな確か」
きらびやかなショーウインドウの前を通った時、
「バブル景気の時はこんなウインドウも多かったなぁ」
目の前を小学生たちが通った時、
「自分にもこんな時があったなぁ。確か岡田くんと一緒に帰ってたっけ?」
寂しい道から少し開けた道に出て、
その横に見える海を見ながら歩いていた時、
「彼女との初めてのデート、確かこんな海が見える砂浜だったなぁ」
全部、他人の思い出だった。
違う誰かの記憶が飛び込んできて、
俺は自分が誰だったのか、
どこに居たのか、忘れたようだ。
最寄りに海はなく、
きらびやかなショーウインドウなども無い。
そもそも俺は今日、
この部屋から1歩も
外に出て居なかったんだ。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=0URYD9IAuIw
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬