1.第二世代型が一番現実的だ-これが現時点では一番かなぁ-
全48話予定です
読んでくださって、本当にありがとうございます!
もしレイドライバー 1 から 14 をまだお読みになっていない方は、お手数ですがまずはそちらをお読みになってから今作をお読みくださいませ(今作は、前作からの続きものになります)
▼ヒューマンシリーズ、レイドライバーシリーズともに、過去作はすべて作者ページからご覧いただけます▼
https://mypage.syosetu.com/mypage/novellist/userid/2478453/
実は、レイドライバーシリーズの前日譚の話として、ヒューマンシリーズを寄稿しています(全て完結済みです)
ヒューマンシリーズ全3作を経て、事件が解決して時間が戻ったあとの世界で主人公が成長し、研究に手を染めてのレイドライバーシリーズへと繋がります
※もちろん、レイドライバーシリーズから読んで頂いても話は繋がりますのでご安心を※
もしよければこちらも読んで頂けるととても嬉しいです!
ヒューマン 1 -繰り返される事件と繰り返す時間遡行-
https://ncode.syosetu.com/n2996hx/
ヒューマン 2 -再び繰り返される事件と再び繰り返す時間遡行-
https://ncode.syosetu.com/n8320hy/
【R-18】ヒューマン 3 -時間遡行によってもたらされたものは-(これだけR-18なので作者ページに載っていません。行為等の激しい描写などは極力なくしたつもりですので、読みやすいと思います)
https://novel18.syosetu.com/n2786ia/
また、X(旧Twitter)でも数日に一度、更新をポストしています(ポストしていない時も、事前告知がなければ毎日投稿です)
https://x.com/JohnD_72
曜日に関係なく毎日1話ずつ18:00にアップする予定です(例外あり)
※特に告知していなければ毎日投稿です
1話が大体1500文字前後ですので、少々読み足りないかもしれませんが、スキマ時間にでも読んでくださるととても嬉しいです!
もちろん、毎日のご愛読は大歓迎ですし、何より創作の励みになります!
(^^♪)
「それはこちらとしても歓迎するが、本当に大丈夫なのだな?」
先ほどの、研究所で廃棄予定のあるサブプロセッサーを[余り物]で作ったレイドライバーに単独搭載する、という話である。
カズは[例え敵意をむき出しにした相手でもこの技術を使えば可能だ]と言った。
――そう、サブプロセッサーにとって生体コンピューターは便利なアイテムであると同時に脳みそに直接植え付けられる[首輪]なんだから。
「もちろん大丈夫だという観測があるから申し上げているのです。ただ、心配なのは重々承知しています。いくら[余り物]と言ってもレイドライバーであるのに変わりはない訳ですからね。今は孤児院という名の教育機関で[調律]し、軍事教練という名の[洗脳機関]でパイロットに仕上げたりサブプロセッサーにしたりしています。パイロットはまだいいのですが、サブプロセッサーに関しては、今回のように急遽頭数を揃えなければならない時に苦労するのです」
カズが言う苦労、それはサブプロセッサーに関して言えば、最低でも作成に当たる開頭手術は十八歳まで待たないといけない、という縛りがある点なのだ。これは人の脳が成長し終えるのが大体十八歳前後だからである。それ以上前倒ししてしまうと、成長途中の脳を摘出しなければならなくなるのだが、これは非常にうまくない。それは取り出したあとの成長が期待できないからだ。
サブプロセッサーというユニットはあくまで生命維持を目的にしている。決してその容器内で成長を期待するものではないからだ。
カズは、
「この[首輪]を使えば、今いる大人の脳に施術して戦地に送り出す事も可能です。それこそ今まで議論になっている[無人機]がこれに当ります。少ないとはいえ大人の女性兵士はそれなりにいますから。もし性能を気にしないのであれば純粋に脳とレイドライバーだけというオプションもあります。これなら特段の性別は気にしなくても済みます。ですが」
とまで出た言葉を、
「ああ、分かっている。きみの研究を否定したりはせんよ。きみとしては現在の、パイロットとサブプロセッサーの組み合わせの、第二世代型が一番現実的だ、と考えているのだな?」
と問われる。
――これが現時点では一番かなぁ。第三世代型はやろうと思えば出来るけど、パイロットは複数いた方がいい。
という考えをそのまま伝える。
「確かに。戦場でサブプロセッサーが機能不全を起こした場合、パイロットが代わりに動かせる。逆も然りだ。そういう意味では秘密事項であるレイドライバーの運用には最適だ」
と賛同してくれる。その言葉に、
「ですが、仮に将来レイドライバーという兵器が一般化した場合、現在の一体に付き人間二人というのはコストがかかる、それならいっそ単独運用できる[無人機]を、というのも理解できます。ですから今回はその為の実験も兼ねて行ってみよう、と。もし上手くいかなかった場合は処分しますので」
その言葉が決定打になった。
向こう側の人間たちの共通認識として、
「研究所の関わっているこの兵器たちの扱いは引き続ききみに任せる。同盟連合にとって常に最適解を出してくれたまえ」
そう、それが政府の、軍部の出した答え、つまりは了承されたのだ。
全48話予定です
読んでくださって、本当にありがとうございます!
もしレイドライバー 1 から 14 をまだお読みになっていない方は、お手数ですがまずはそちらをお読みになってから今作をお読みくださいませ(今作は、前作からの続きものになります)
▼ヒューマンシリーズ、レイドライバーシリーズともに、過去作はすべて作者ページからご覧いただけます▼
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実は、レイドライバーシリーズの前日譚の話として、ヒューマンシリーズを寄稿しています(全て完結済みです)
ヒューマンシリーズ全3作を経て、事件が解決して時間が戻ったあとの世界で主人公が成長し、研究に手を染めてのレイドライバーシリーズへと繋がります
※もちろん、レイドライバーシリーズから読んで頂いても話は繋がりますのでご安心を※
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ヒューマン 1 -繰り返される事件と繰り返す時間遡行-
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ヒューマン 2 -再び繰り返される事件と再び繰り返す時間遡行-
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【R-18】ヒューマン 3 -時間遡行によってもたらされたものは-(これだけR-18なので作者ページに載っていません。行為等の激しい描写などは極力なくしたつもりですので、読みやすいと思います)
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1話が大体1500文字前後ですので、少々読み足りないかもしれませんが、スキマ時間にでも読んでくださるととても嬉しいです!
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