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バツイチ子持ちとカレーライス  作者: Crosis


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唯一感じる事が出来る親子の絆

真奈美は帽子を被ると満足そうな表情でうなづく。


その満足そうな表情を確認するとシャンプーで髪を洗っていく。


「あわあわー」

「あわあわだねー。はい、トンガリ帽子っ!」

「とんがりぼうしっ!」


そして一通り泡で真奈美の髪の毛をいじって遊ぶとシャワーで洗い流して行く。


そしてシャンプーが終わればリンスをしてやり髪の毛が終わると身体を洗い、湯桶と手桶にお湯を入れてあげるとお気に入りの玩具で遊び始める。


その間に私はささっと髪の毛と身体を洗うと真奈美と一緒に少しだけ遊んだ後身体が冷える前に出て身体を拭いてあげる。


今度高城に湯船代としてハーゲンダイツのアイスで湯船にお湯を溜めても良い許可を貰おう。


恐らく高城は許可するだろうしハーゲンダイツのアイスは要らないというだろうが、只より高いものはないので私もそこは譲るつもりは無い。


そして久しぶりに真奈美の玩具達を湯船という大海原で存分に活躍して頂きたい。


流石に銭湯に持って行く訳もいかないしね。


そしてそんな事を思いながら真奈美の髪をドライヤーで乾かして着替えさせると夕食の準備を始める。


高城は毎回毎回作らなくても良いと言ってくれるのだが流石にこれは譲れない。


勿論、部屋一間を借りている恩を返すという意味もあるのだが、元夫に作ってやりたいという衝動を抑える為に作っているという気持ちが無い訳では無い。


本当、浅ましい女である。


でも、こうして何処かでガス抜きをしないと自分のした行為とそれにより手離した日常が襲いかかり押し潰されてしまいそうだから………。


そして私はレバーの代わりに豚肉を入れて作ったニラ豚と味噌汁を作り、初めにセットしていたご飯が炊ける。


このニラ豚は母の県ではレバニラでは無くニラ豚が当たり前らしく、いわば母の味でもある。


縁が切れてしまった私が唯一感じる事が出来る親子の絆でもある。


いつか真奈美にも教えてあげたいな、と思いながらスーパーで買った唐揚げを私達が食べる分をレンジで温める。


そして唐揚げを温めている間にローテーブルを私達の部屋にセットして食器とポットのお茶を持ってくる。


「真奈美、ご飯食べるよーっ!」

「ごはんっ!かららげっ!?」

「そうっ今日は唐揚げがあるよーっ!やったーっ!」

「かららげっ!かららげっ!」

「今持ってくるからお利口さんに待っててねーっ!」


最初に真奈美の分を持って行くと摘み食いするのでまず私の分からセットして行き、最後に真奈美の分をパンダのランチプレートに入れて持っていく。

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