異世界の本
第一話
この世界は10歳になったら教会でスキルを授かる
そのスキルで全てが決まるのだけれど
「聞きなさいユイ私のスキルは魔物使いよほめたたえなさい」
「う、うん凄いねマイン」
「なによそのはんのうわ」
「バッシ」
またぶたれた
上級スキル魔物使いを持つマインは家の誇りだ
でも私は落ちこぼれで教会でスキルを授かることも許されなかった
もう寝ようかな家で虐待を受けている私はひび疲れている
意識が遠のいていくあと何年生きられるのかなー
[起きてくださーい起きてくださいーい」
声が聞こえる、なんだう夢?
「夢じゃないですよー」
はっ
「なっ何」
私の目の前には顔のついた黒くてうすい板のようなものが浮かんでいた
「これは異世界の本で私はその中に入っているサポーターですよ」
「まあ向こうの世界ではタブレットやパットと呼ばれていますが」
「まあそんなことはどうでもいいんです」
「えーと」
「私はあなたのスキルに導かれてここに来ました」
「えっと私のスキル?」
私は教会に行って無いからスキルを授っかてないはずなんだけど?
「スキルは教会にいかなくても目覚めるものなんです」
この黒い板、心をよんでくるんだけど、怖いそれと
「わっ私のスキルって?」
「はいユイ様のスキルは創造です」
「創造?」
「創造はやりかたと仕組みを理解していればなんで
も作ることができるスキルです」
えーと?
「いまいち理解できてないようなので試しに」
「ここを出たくないですか?」
⁉
「出れるの?」
「はい転移魔法で出ることが出来ます」
「転移魔法?」
「転移魔法は見たことがある場所へ移動できる魔法です」
「試しにやってみましょう」
「えっあっうん」
「それじゃ異世界の本1129ページ転移魔法」
そこには転移魔法?について詳しく書かれていた
「覚えましたか?」
「それじゃー外の庭に向けてやってみてください」
「う、うん」
目の前が光ったと思ったら外にいた、おひさまが気持ちいい
「どうですか凄いでしょーあなたのスキルと異世界の本は」
これが異世界の本との最初の出会。