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妖少女Ⅱ  作者: 龍華ぷろじぇくと
第五章 逃げ続けた先にあったもの
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プロローグ・逃げ続けた先にあったもの

 旅人は歩いた / 少女は敷かれたレールを歩いた

 愚かにも歩き続けた / ずっとソレしかないと思っていた

 そこに約束の大地があると信じて / 怠惰の中連れ出してくれる誰かを願って


 魔術師に出会い / 志倉翼がきっかけだった

 神秘に触れて / 新しい道を手に入れた

 行動して、実りを手に入れる / 試験を行いグレネーダーへ


 統治された場所で / 隊長の元で仕事に励む

 社会を学び / 仕事を通して社会を知った

 友愛を得た / 真奈香や稲穂が寄って来た


 数々の勝利を手にし / 様々な仕事をこなしたっけ

 力を手に入れた / 黴にヒルコに草薙に

 しかし転機は訪れた / 決定的だったのは妖タワー


 正しさを問われ / 闇が姿を露わした

 試練が現れ / 隊長が、真奈香が……それでも生きた

 そして今…… / 沢山の犠牲の先に……


 少女は歩く / 私は歩く

 まるで処刑台に向かうように / そこしか思い出が無かったから

 傷付き、ふらつき、ボロボロになりながら


 絶望に涙して

 別れに慟哭して

 なぜこうなったと悲嘆する


 いつかどこかで見た夕日

 まるで誘われるように歩いてしまう

 まるでそこに、あいつが待っているように


 だから……

 ごめんね、あなたが命を掛けて守ってくれたのに

 私はもう、無理みたい……

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