18、四月十八日 ★
#東大開示祭り2019 及び #2019東大開示祭り
このハッシュタグで検索をかけてみると面白いでしょう。今日は東大合格者の得点開示日だったようです。
不合格者の開示は一足早く一か月前くらいには完了していて僕の成績表も投稿してあります。興味がある物好きな暇人さんは探してみてください。センター802、二次219、総計317点の不合格通知が見つかるはずです。
不合格者にとっては合格者の開示はきついものがあります。やっぱり自分のはるか上の点を取っている人から最低点スレスレ合格さんまでいろいろいらっしゃいますが、「負けた」「落ちた」「はるか彼方じゃねーか」という感情で心が埋め尽くされてしまいます・・・。
とはいえ中には一浪さんの開示も混ざっています。浪人生は伸びにくい、といいますが現役時から数十点あげて大幅に最低点を上回る合格を果たしている人もいます。新浪の僕たちにとっては希望の花です。
幸いというかなんというか。僕は十七点と結構な点差で落ちていますが同期のフォロワーさんとかにはもっとひどい点差で落ちて浪人する人も当然いらっしゃいます。同じ不合格とはいえ、少しでもメンタルを保ちたいので自分の方が上にいるぞ、という気持ちにはなりたいものなのです。
ただこんな開示を見ると自分の成績がぐーーーーんと伸びる希望を感じる反面、自分より下だと勝手に見なしてる皆さんがぐぐぐーーーーーーーーんと伸びて入学時に僕より上とか、もしかしたら僕が落ちて彼らが受かる、なんてことになるかも。
嫌だ。
結構いいモチベになりますね。やっぱり開示祭りって。ちょっと火がついてさっきは復習をがんばっちゃいました。明日一限目がないのでちょっと遅くまで勉強できるんですね。ありがたい。
で、開示を見たり予備校の授業受けながら思ったことが一つあるのでそれも記録しておきます。
「浪人には大いに価値がある」ということです。
東大理一は一浪までなら、理三なら五浪までは割にあうとかそういう意味ではなく、単純に浪人という行為自体に価値があるのでは、ということです。
僕は将来教職志望です。
東大は他大学よりもずーーーっと教養を深めることができるため、また能力が非常に高い「東大生」たちと交流を持ち、他では得られない経験を積むために入ろうと思ってるんです。
正直東大で「この学問を究めたい」とかはないんですよね。とにかく入って経験積んでさっさと通過して教職に就きたいというか。教職に就くために東大は決して必須ではないですので。
だから正直浪人してまで入る大学じゃないのかも、と思った時期もあるんです。半ば衝動的に怒りに任せ浪人を決めましたがこれでよかったのか。多少思うこともあるんです。
違いました。
「予備校に通って高校の学習の本質に迫る」ことができるのは浪人生の特権だったんです。
こんなこと言うと多方面から怒られそうですが、最悪また東大に落ちても予備校で学問を究めて併願の慶應義塾とかに進めば教職に就くには十分すぎるのではないか。そう思うんです。
予備校の授業は楽しい。なぜか。アカデミックだから。高校範囲を逸脱しないのに本質を突くから。いや、正直高校での勉強は薄っぺらすぎる。
予備校の勉強は点を取るためのテクニックじゃなくて、学問の本質を教えてくれるんです。
これを全部吸収して将来の指導に生かせたら最高ですよね。
予備校行って第一志望落ちても大丈夫とか頭おかしい発言にもほどがありますが、そのくらい価値がある、ということが言いたかった。浪人経験はストレート現役合格よりも経験としては他に代えられないものを得られますし。
ただ東大での経験に勝るものはないので全力をもって合格を目指しますけどね。
長くなっちゃった。おやすみなさい。