表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
碧恋の詠―貴方さえ護れるのなら、許されなくても浅はかに。  作者: 宵月葵
【 第一部 】 叶わない想い
3/372

2.


 「そっか。・・いつかタイムマシンできて叶うといいのにネ」

 千秋はカバンからおもむろに雑誌を取り出した。

 「ちょっと高いけどぉ・・コレ」


 恋、お金、あなたに奇跡を起す石


 カラフルに彩られた大文字が紙面を飾り付けている。


 「うそくさ・・」

 「でもぉ、これ口コミだから。身につけてればいいだけだしぃ、夢でくらい逢えるかもしれなくない?」

 「あのね口コミ言ったって、情報操作でどうにでもなるの」

 「うわ・・さむ・・」

 「それで千秋いきなり奇跡とか言い出したわけ」

 「もイイよ何も言わないからぁ」


 むくれる千秋についに苦笑して冬乃は、下駄箱から靴を落として上履きをしまった。

 「それよかこれからどぉする?」


 「あー。さっきね電話でぇ真弓きょーバイト休みになったって、うちら待つってゆってた」

 「どこ、ムック?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ