番外 最古のスライム
とあるスライム視点です。一日で2本達成!
私は魔王である。
八万四千年ぐらい前から暇だ。暇なのだ。
私は、表向きでは千五百年前に生まれたことになっている。
仲間からは魔王としての威厳とか、うるさい。
何故か、仲間に修行をしようと誘ったら、逃げられる。
魔王は、私を入れて5人いるのだが、その内一人しか私と喧嘩が出来ないのだ。
他の魔王は弱すぎて相手にならない。
魔王の内三人は、勝手に名乗り出した魔王なのだ。
魔王は誰でもなれるのだが、弱いものは私との喧嘩で死んでしまうのだ。
近頃の魔王は弱すぎる!
唯一私と喧嘩できる者は私との同期だけなのだ。
今日も暇だ。
暇だから、大神林見ていたら、なにやら面白い者を見つけた!
人と魔物が共存している村を見つけた。
初めて見る。
興味が湧いたから、大神林に向かった。
「ちょっと大神林に出かけてくる!!」
「え!?ちょっと!お待ちください!」
仲間にはちゃんと伝えて許しを得てから出かける。私は偉いのだ!
大神林に到着し、村の中にある木に隠れて、村の中に潜伏をした。
面白い!
魔物が人を奴隷にしていると思ったら、皆仲良くして共存をしていた。
すごいな
だが、いままさにオークが村を襲っていた。
このままでは村が滅びてしまう!
折角興味を持ったものが無くなってしまうのは嫌だから、助けよう。
そう思って木から降りようとしたら、何故かスライムが飛び出してきた!
まさか知性を持っているのか?
そのままスライムを観察していたら、オークが斧でスライムを攻撃した。
だが、ダメージを食らった様子もなく、そのままオークを一匹捕食した!
なんだと!
物理無効を持ったスライムなど、シュル以来だぞ!
しかも、生まれたてのスライムが!
普通は、長い時を生存し、力をつけていった者が取得するのだぞ!
私は魔王だから例外だ!
魔王だからスライムでもオークなど余裕で捕食出来るのだ!
オークが一匹捕食されたからだろうか、オークが警戒して近づこうとしない。
そのまま見ていたら、なんと分裂し、そのまま分裂した物を投げつけたのだ!
分裂も普通は出来ないはずだ。
これは面白い。
そのままオークが圧倒されていき、勝負がついた。
よし、あいつには、仲間になってもらおう!
ちょうど暇だったしな!
このスライムがだれか分かったでしょうか?ていうか、一日に2話上げるのは辛いですね。短いけども。