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リブート・オリジン  作者: とも
ウェーブ2:自然と風の共和
33/73

31 ウェーブ2定時報告

 ウェーブ2が解放されてから、再び極秘会議が行われた。

 

 「さて……会議を始めたいと思う」

 「今回は、ウェーブボス攻略についてだ」

 

 まだウェーブ2の解放から3日しか経っていないのに、もう攻略の話を持ち上げてくるラベル。それに対して、驚きを見せる皆。


 「早過ぎるだろ!まだ三日だぞ……」

 「いや、それが……」


 そこで言葉を切るラベル。何か悩んでいるような仕草を見せている。


 「ウェーブ1ボス、余りにも簡単に突破されただろう?」

 「まあ、そうだが……だが、あれは安全マージンを確保していたからだ。今度のボスの目標レベルは300万らしい」

 「ちょっと待て……本当かよ」

 「いや、そうだが」

 「おいおい……」


 いつのまにかラベル、ローレウス、カインの三人で討論になってしまっている。

 このままでは進む話も進まないので、ラベルに声を掛ける。

 すると、ラベルはコホンと咳払いをして向き直った。


 「前回は、レベルと戦略があったから攻略できたのだろう?」


 向き直ったラベルにローレウスが話す。


 「ああ。リクが提案してくれた氷作戦で案外楽に攻略できた。最も、特殊効果のオーラには悩まされたのだがな……」

 「氷作戦は僕じゃなくてミリルだ」

 「ああ、そうだったな。出来ればこの会議にも出て貰いたかったが……断られてしまってな」


 ラベルがそこまで言って、僕は冷や汗をかいた。

 僕はミリルに家の留守番を頼んでいた。だから出席しなかったのでは無いのだろうか……


 「そういえば、リクはミリルとコンビだったな……」

 

 気付かれたか!?

 

 「羨ましいなおい!」


 そっちかよ!

 しかもラベル、キャラ変わってないか?


 「で、次も氷作戦で行こうと思う。耐性が無ければだがな……」

 

 確かに、氷作戦は耐性が無ければ滅法強い。ネームド乱獲も軽く行えてしまうのだから。


 「まだ、ダンジョンフロアの守護モンスターは攻略されていないだろう。そっちが優先だ」

 「そうだな……そう言えば、ミリルに称号が付いたらしいな」

 

 コンビを組んでいる自分でも知らない事だ。どこから手に入れたのか……


 「称号は"氷の聖女"らしいな。俺はミリルから電話で聞いた」


 電話で聞いたと言うことは、僕が寝てから付いたのか。知らない訳だ。

 そこまで会話して、ローレウスが会話を元に戻そうとする。


 「で、戦法はそれで良いとして、レベルはどうするんだ」

 「ウェーブ2が解放されてから、レベル200万以上のプレイヤーが大勢集まってきてな……」

 「我々が必死にレベル上げすれば、十分に安全マージンを確保できる」

 「で、どれくらい集まったんだ」

 「81人さ」


 81……今の攻略集団と同じくらいの量集まったのか。

 合わせて約160人。ボス攻略は100人が目安なので、過剰と言える。


 「ああ、その内の十人は情報収集担当だ」

 「ボスの情報とかを集めてくれるよう頼んである」


 ラベルが付け加える。

 前回のボス攻略では、不完全だったとは言え情報のお陰でかなり楽にボスを攻略できた。今回からさらに情報を手にいれる事が出来る。しかも、ボス以外の情報も。


 「さて、定時報告は以上だ。次は……」

 「今の定時報告かよ……」

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