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学校生活にも慣れ、図書館でさっそく二冊程借りた日に事件が起こった。


「な、なんてことだ・・・・」


今日は、自転車通学生が多かったせいか、自分の自転車が左右の自転車に挟まれてサンドイッチ状態になっていた。


「自転車置きたいのはよく分かるけど、詰めすぎでしょうが~!!」


嘆いていても仕方がない。そもそも、動かさなければ、私は帰ることができないのだ。気を取り直して、まずは左隣の自転車に引っかかっているハンドルを外そうとした。しかし、力をいれて外した反動で右隣の自転車が倒れそうになってしまった。


(まずい!!)


慌てて、自転車を支えて、一息ついたのもつかの間、今度は、左隣の自転車が倒れ始めた。


(最悪だ~!!)


大きな衝撃を予想するが、なかなかあらわれない。


「大丈夫か?」


声の主を確認するように目を開けると、自転車を支えてくれる立川少年の姿があった。

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