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割切

そこにいるのは我が緑画高校の理事長先生だった。しかも青色のジャージ姿だ。体育教師かって突っ込みたい。……つーか、晴菜ちゃんって誰だよ。


 「おい、追継。お前のお父さんが現れたんだが」


 「いえ、私はそんな人は知りません。どちら様でしょうか、もしかしたらこいつが綾文功刀じゃないんですか。今すぐ攻撃しましょうか」


 どうやら親子のスキンシップは崩壊してやがった。まあ俺も黙って家を出て行ったりしているので、決して馬鹿に出来る立場ではないのは分かるのだが。


 「おいおい、お父さんとの久し振りの再開だから照れちゃって」


 「お兄さん、鶴見さん。行きましょう、時間の無駄です。我々の任務は綾文功刀の淘汰と阿部清隆の魂を保護する事ですから。この人が今回の任務と関係ないのだから捨てていきましょう」


 そうだな、特に今回は学校の生徒としてではなく、百鬼夜行の陰陽師として動いているのだから、別に奴に縛られる筋合いはないな。


 「おいおい、関係あるってば。今回の本部強襲と綾文功刀討伐は、我々緑画高校のメンバーも合同で参戦する手筈なんだよ。お兄さんが手塩にかけて育てた戦士達が、君らのリーダーと一緒に本部へ向かっている。二手に別れたのも同じだ」


 ちょっと……待ってよ。確かに三人だけで不安だらけだったから、一人でも人数が増えるのはありがたい。この人なら喜んで楯の役とか頼まれてくれそうな予感がするし。ただ気になるのは、理事長以外の連中の言動だな。


 「おい、操作されている連中を助けに行ったって解釈していいんだよな。まさかこの混乱に乗じて集団で喧嘩を売りに行ったわけじゃないよな。協力してくれるのは素直に感謝するが、もし俺達の邪魔をする為に動いているなら、話が違うぞ」


 理事長が黙った、俺は心の中で『そんな事なんか企んでないよ~』とか言ってくれるのを期待していたのだが。


 「お兄さんは自主性を重んじているからね。一応、お兄さんだって今の君が言ったことくらいは注意して出ていったさ。今回は僕からの任務だから余計な邪念は抜きで戦えって。だが、彼らは本部に恨みを持っている子、今までの陰陽師の在り方に憤怒を覚えている子も多い。君や鶴見ちゃんみたいに心が強い子ばかりじゃないんだ、割り切れない気持ちが抑えられないかもしれない」


 こいつ本当に教育者なのか? 言っておくが、俺も鶴見も心なんか強くない。むしろ貧弱な部類だ。それに本部の連中や地元の元上司共と折り合いなんかついてない。ただ今は心を支え合える仲間がいるだけだ。


 「だからこそここにいるメンバーで早急に綾文功刀を倒そう。それが洗脳を解く為の一番の近道だ」

 えっと私です。

 烏滸がましい事を言います。

 毎日更新しています。

 お気に入りにして下さると嬉しいです。

 ユーザー方も大歓迎です。気が付きしだいに必ず相互にしますよ。


 それでなんですが、明日あたりから後書きを利用し……


 内容解説や登場人物の詳しい設定を書いていきます。

 ある程度、まとまってはいますが、皆様からのこれ教えて欲しいも大感激です。

 頑張って書きます。これで途中から読む皆様も安心!!


 ではではまた明日~

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