国語の授業
そして、1-Aの教室でも、異様な熱気に包まれたまま、一時間目の授業が始まった。
「一時間目は、国語、か。日本語って面白いんだよな。」
そして、先生がくるまでは自習になった。
ひかるは思った。
なんで、今日遅刻するんだよ。
そして、ざわざわと揺れる教室の中で、ひときわ目立った、いや、ひかるの耳は少なくとも目立ったように聞こえた、黒髪のロングの少女の声が聞こえた。
「うわ、私の記録がぁ。本当に、危ないよぉ。『Light』さん、やめて。」
それは、ほぼ独り言に近かったのかもしれない。
ただ、ひかるの耳は優秀だった。
その誰も聞こえないような声をいち早く聞きつけ、異様な分析力で、微かな声を頭の中で分析した。
そして、得られる結論は一つ。
そのことについてひかるが元最強創造魔法使いの頭脳をもって考えていると、先生が来た。
彼は、山田たかしという平凡な名前だったが、行いは平凡ではなかった。
髪はぼさぼさで、授業を教える教師だとは思えない。
そして、シャツもよれよれだった。
まるで、中学生のように、自由奔放なのだ。
その支離滅裂さで、一部の生徒からは悪い意味で一目おかれ、その中学生に似ている親しみやすい言動から、一部の生徒からは尊敬されている。
そして、残りの八割の生徒からはただの頭おかしい先生だと思われていた。
そして、その先生は、明らかに疲れ切った様子で、あくびをして、
「おふぁぁぁぁぁよう。」
と言った。
ひかるは思った。
(いや、あくび混ざってたよ!?)
そして、その先生は、
「私は昨日の『Light』さんに感動させられて、世界で1331位まで上り詰めましたよ。よくやったでしょう?ふぁぁぁぁ。」
とあくび交じりに言った。
ひかるは思った。
(いや、俺四位なんだけど!?)




