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最強の魔法使いが魔力ゼロで日本に転生した結果  作者: あした


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19/21

中学校~ミニ体育祭まであと四日~

おれは、いつものように祐介と別れて、教室に向かっていった。


ただ、いつもと違ったところは、祐介の視線がもう死んだようになっていたからだ。


そして、その教室は、異様な熱気に包まれていた。


「おい、あの『Light』がついに世界二位になったってよ。」


「ああ、頭おかしいよな。」


「ただ、今回頭おかしいのは、敵をボスの邪神以外倒していないんだよ。スゲーよ。」


「ああ、それに邪神倒したのも、戦闘モードのキチガイプレイと同じような感じだったぞ。ガチめに三時間同じ作業をしていたぞ。十倍速でも十八分は超高速でヒット&アウェイしまくってるんだから...」


「ほんとに、『くろくろきんぐ』は命拾いしたよな。」


「一年は動かなかった『走れ治癒魔法』、ついに落ちるかぁ。結構プレイ綺麗で気に入っていたんだけどなぁ。」


ひかるは、横目に額を机に押し付けて、唸っている土恋さんをチラッと見る。


三つ右の席なので、よく見える。


「本当に、あれだけの作業をよくできたよな。一体どれだけゲームやりこんでるんだろう。本当にーー」


「「「「「頭おかしいよ。」」」」」


見事にハモった。


ひかるは思った。


(え、俺そんな頭おかしいかな?敵モブ倒さない方が時短になっただけだけど...)


『神の頂』では、敵を倒して素材を手に入れなければ、鍛冶屋で武器や防具などは作ってもらえない。


そして、常人なら敵を倒して防具などを作り、さらに強い敵を倒してさらに強い防具を作り...と進んでいく。


常人ならば。


そう、常人ならば。


ひかるは、戦闘モードで最低限の武器、鉄のこん棒だけで邪神を三時間で討伐した記録がある。


そして、ひかるは全く同じことを行ったのだ。


おそらく、海外でもすごく話題になっているだろう。


あと、どれだけやりこんだか、だって?


あのゲームを始めて(異世界から来てから)一か月だぜ。


心の中で、ほくそ笑む。


そして、チラッと黒板を見ると、またしても突っ込むことになった。


<<私は今日も『神の頂』のプレイヤースキルを上げるので、休みます。ちなみに、私は999位になりました。三桁突破です。\(^o^)/>>


(え、三桁って999?地味に自慢になってないよ!?あと、休むのって教師にあるのかは知らんけど出席日数大丈夫!?)


突っ込むことが多すぎて、困るのだった。


土恋さんは、相変わらず机に突っ伏しているのだった。


ーーそして、微妙な表情の校長先生がきた。今日は、教頭もつれて。


「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「...........」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


ええーー。


やっぱり。

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