体育祭
そして、体育祭が始まった。
俺たち2-Aは、肩を組んで、
「「「「「絶対勝つぞーーーーー。おおおおおおおおーーーーーーーーー。」
と咆哮を上げる。
そして、体育祭が始まった。
*
一種目目は、綱引きだ。
俺は特にすることもないため、じーっと、出場する2-Bの祐介を見つめていた。
総当たりで、一番特点が高かったクラスの勝利だ。
結果は、四クラスあるうち、C,B,A,Dという順番になったのだった。
*
二種目目は、大玉転がしだった。
特に、注目するほどのところはなかった。
順位は、D,B,A,Cという順番になった。
*
三種目目は、俺が出場する障害物競走だった。
俺は、特に苦労するところもなく、さっさと障害を乗り越えていった。
気づけば、俺の順位は、一位になっていた。
2-Aの応援団から、歓声が上がる。
俺は、横目に全員で作り上げた『がんばれ、2-A!!』という旗が、ふためく様子を見つめていた。
そして、俺の大活躍で、障害物競走は終わった。
順位は、A、B、D、Cとなった。
俺は、喜んでいる土恋さんを見て、少しうれしく思った。
*
そして、昼休憩となった。
順位は、B,A,D,Cという順位だった。
俺のお弁当は、簡単なおにぎりだった。
それでも、とても丹精こめて作られていることがよく伝わった。
具は、鮭と、昆布と、梅干しだった。
どれも、俺が好きな具材だ。
俺は、今日もとてもおいしい食事を作ってくれた母に感謝して、食べ始めた。
そして、鮭を食べ終わったころ、
「よぉ。」
という声が、ひとりぼっちのビニールシートの後ろから聞こえた。
そこには、祐介が、いつも通りの笑顔で、立っていた。
「やぁ。なんというか、とても接戦だね。」
「そうだな。確か、一位で4,二位で3,三位で2,四位で一ポイントだっけ。」
「そう。それで、俺のB組は、9ポイントなんだよな。笑。」
気づいたら、ビニールシートに腰を降ろして、座っていた。
その、親友の様子に苦笑しながら、雑談を続けていった。
気づけば俺は、食べ終わっており、昼休憩が終了ということを知らせるチャイムがなった。




