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デブな僕が君と付き合うまで。  作者: tak


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2/2

第二話「たけのこの里は子供らしい」

前回のあらすじ

僕は月島陽斗、僕を説明するのだとしたら

クラスに1人はいるタイプのデブだ。

デブに恋愛なんてできないと思ってるそこの君。

まさにその通り!!

小中といじられキャラだった僕は恋愛と程遠い存在に

なってしまい今はもう正直諦めている

でもそんな僕は今


羽宮彩良に恋をした。


僕の毎週の楽しみであるお菓子タイム。

お菓子禁止のこの学校で食べている姿をクラスのマドンナ羽宮彩良に見られてしまった僕は

毎週食べているか見に来られるらしい。

その後家にて、、

「それって毎週マドンナと二人きりでいられる日があるってことよな」

「いやえぐいぃぃぃ!」

「毎週会う約束をした僕らは少しづつひかれあったりして、そして付き合ったりしt」

そこから1週間たった。

「何もないんかい」

「ん?どうしたんだ月島ー」

「いやなんでも」

「あっそ、てか今日柴田んちでゲームしようぜ」

「え?僕んち?」

このイケメンは柴田伊吹、僕の友達三人の一人だ

こいつは大のゲーム好き、正直腹が立つ、所詮は顔っていうのを体現したような奴だ

でもいい奴だ。

「今日は、木曜日!?」

あれがほんとなら今日羽宮さんが僕と二人でお菓子を!?

でも持ってきてないか確認するために来るんだよなぁ

一応常にお菓子は持ち歩いてるけど、というかほんとに会いに来るのか?マドンナが?僕に?いやいや

.......でも、もし、ほんとに会えるのなら

「ごめん、今日行けない」

「そっか、おっけー」

こうして僕らは門をくぐった

そして放課後。

「じゃあな。月島ー!」

「また明日。月島君」

「うん、またね」

というか、え?

羽宮さん帰ってない!?普通に。

やっぱり、あれ噓なんじゃ。

静けさが残る教室に僕のみが居座る。

「せっかくならお菓子食って帰るか。」

そうしてお菓子の袋を取り出して開けた瞬間。

「現行犯逮捕ーーー!!開けたね!!お菓子!」

「え、あ。」

「え?どうしたの?」

「あ、えっと。その」

クラスメイトだからよく知っている顔なのに。

どうしてこの瞬間の君は。

こんなにも輝いてそしてきれいなのだろうか。

「来てくれたんだ」

「すずたちから逃げてきたんだよー」

「ところで何食べてるの?ほら出しなさい!ぼっしゅー!」

「あ。こ、これを」

「たけのこの里?月島くんってたけのこの里派?」

「うん、一応。」

「私きのこの山ー、月島くんって子供だね」

その一言で僕のお菓子魂に火が付いた

「いやいや!きのこの山のほうが子供っぽいでしょ!」

「きのこの山なんて落としたらチョコとクッキーが分離して、味わえないじゃないか!

まあ?それに対して?たけのこの里は?落としても味わえるし?」

「ふ、あははは!」

しまったつい早口でしゃべりすぎて

「あはは!月島くんってそんなにはきはきと話せるんだね!以外!

ぐはぁ!それって陰キャだと遠回しに言ってるんじゃ

「白川くん達と話すときもそんな感じなの?」

「ま、まあもうちょっと静かかな」

「なら私だけが知ってる秘密だね!」

え?馬鹿にしてるんじゃないの?

「馬鹿に、しないの?こんなオタク口調、」

「馬鹿に?なんでさ、誰だって何かしらに熱中してる、口調だけでオタクって言わないし

オタクだからってバカにはしないよ?」

その一言で僕は救われた。

好きなものを語るときに馬鹿にされて、それを当たり前だと思っていた僕にとって

オタクだからってバカにはしない、その一言が僕の常識を塗り替えた。

「あ。あ。」

「な?泣いてる!?どうして?」

「素の僕をバカにしない人がいるなんて、い、いままでいなかったのに」

「だから白川くんたちの前でも好きなことを話さないの?」

「う、うん」

「明日さ!白川くんたちにさ!好きなものの話してみようよ!」

「え?」

「白川くんたちを信じてみようよ!」

「わ、わかったよ」

「あとさ。月島って呼んでもいい?」

「あ、え、う、うん、いいよ」

「代わりに月島も私のこと彩良って呼んでいいよ!」

「い、いや、クラスの男子にいじられるよ?」

「べつにいいじゃない?」

「僕が申し訳なくて嫌なんだよ。」

「じゃあ!二人の時だけ彩良って呼んで?」

上目遣いでそういう彼女は美しく。

さらに僕の胸を締め付けた。

「わ、わかった」

「あと敬語使うときあるけど敬語禁止!」

「え?あ、はい」

「あー!また使った!」

「ご、ごめんって」

「さ、、彩良。」

「うん!それでよし!」

「じゃあね!月島!」


この時僕は思った

木曜以外に二人の時間があるんだ。と


「うん、じゃあね」


走る姿、上目遣いをする姿、お菓子を食べる姿

どの姿を見ても僕は君が好きになっていく。

でもそれと同時に僕ごときが彼女を好きになっていいのかと

こびりついたトラウマが蘇る。








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