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第1幕
私の病気は婦人科疾患です。
このエッセイは闘病記のため、生理についての描写が多いです。
苦手な人は読まないでください。
第1幕
2016年。
鰯田鰹節、27歳。
ひとたび生理になると、ものすごい下腹部痛に見舞われることに、ふと不思議を感じた。
歩けない。
寝込むしかない。
貧血で目が見えなくなる、耳が聞こえなくなる。
また、一般的なナプキンではなく、『多い日の昼用』や『ナイト用』でも経血が漏れてしまう。
1時間ごとにトイレに行ってナプキン交換が必要なのに、それが出来なければ下半身血だらけ。
(他の女性たちはどうしてるの…?)
と、ある日、やっと疑問を持った。
↑遅い(^^)
生理休暇と年休を駆使したが、私の生理は2週間続く。
つまり、月の半分が生理。
それが普通だと思っていたが、なんだかおかしい気がしてきた…。
同僚たちはバリバリ働いている…。
(私、もしかして病気…?)
と、ここでようやくスタート地点に立った。
地獄の闘病生活の幕開けである。