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 相手は悪魔だとわかっていても、それでも力を借りずにはいられなかった。他に頼れるものは何もなく、藁にもすがる思いだった。

 悪魔への貢物を用意した。必ず気に入るはず。

 悪魔はそれを見て、満足げに笑った。

「解決へと導いてくれる者を一人、あてがってやろう」

 悪魔は自身の持つ魔法道具を取り出した。


 目的の達成に一番近い者を呼び寄せる腕輪。

 身に着ければ設定した期日まで手下として働く。

 言うことを聞かなければ雷の魔法を食らわせるといい。

 だが期日が来たとたん腕輪は消え、それまでのことは何も覚えていない。

 どんな無茶や不正を頼んでも後腐れはない。


 悪魔は近日中にこの腕輪に合った人材を手配しようと答えた。


 そして、待ち合わせ場所を伝える手紙が届いた。


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