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聖属性魔法と黒き翼  作者: 不(?)定期さん
1章 王都の勇者たち
6/62

1-6/6 新しい魔法

皆さん、この小説、名前が不定期なのに意外と安定していると思いませんか?

そう思った人はぜひブックマークを!

思わなかった人もお願いします。

ちなみに、ヒロインですがあと2話ぐらいで出てきます。

すでに出ていますが・・・

~魔法訓練場~



「勇者様方、集まりましたね。今日からのメニューを昨日までのと変えるのでしっかり聞いてください。まず 魔方陣を使った練習を再開します。その後、精霊魔法になります。精霊魔法は非常に強力ですので、練習す る際は気を付けてください」

「「「はい」」」


精霊魔法は精霊の力で魔法を発動させるというものだ。

発動自体は精霊がするので、ノータイムで強力な魔法が打てる。

ただ契約精霊にお願いするだけで打てるのでまずはそこからということになっていた。

まだできる人は半分ぐらいだが。

そして、精霊に頼りすぎてはいけないということで今日から魔法陣を使った魔法を使っていく。


正直に言うと、魔法陣なしで魔法を使えるし、精霊魔法は自分も精霊と同じ魔法を発動させてその威力を上げて打つという方法で使う。

だから無駄だといえば無駄なのだが、人前で使うわけにもいかないので普通を維持する。

遅くもなく早くもない普通だ。

まあ、みんなはほとんど初めての使用なので遅すぎるので風魔法も同時使用する。

風魔法だとコントロールに重視しているので気づかれることはない。

そうはいっても魔方陣にミスが出ると発動しないのでそれなりに気を付けているが。


「ライト!おおー!やった!できた!」

「流石青山だな!」

「すごーい」

「みんなありがとう」


やはり最初は青山か、あいつは性格以外完璧だからな。

何をしても1番だ(透るを除く)。


「やったー!私もできた!」

「お、俺もだ!」


といつものメンバーが成功していく。

こいつらはステータストップ5だから元が違うんだ。

ライトでここまで喜ぶとは、本当に魔王を倒せるのか?



・・・・・

・・・・

・・・



「はーい、今日はここまでです。解散してください」

「あー、終わった」

「でも楽しいじゃん」

「まあな、でも魔法使うと疲れるんだよな~」

「ははは、そうだな」


とか話している奴がいるな。だんだん不安になってきたぞ。

俺のとこまで来る前に倒してくれよ。

そんな目立ちたくないからな。倒せんことはないが。

あー、でも先に倒して勇者が倒したことにすれば行けるか?国王としても出ていく俺が倒すよりも青山達5人のほうがいいだろ。

そうすればこっちから攻めていけるから無駄な心配するよりも楽か・・・

時間もあるし図書館に行ってみようかな。

伝説の勇者についての物語とか意外と重要なこと書かれてるからな。


ちなみにスピカさんのステータスは魔法に偏っていた。

んー、バランスよくならないのかね。


〈ステータス〉

スピカ・クラウディオ


〈種族〉 人族 女

〈レベル〉76


〈体力〉 3950

〈魔力量〉4300(+700)

〈魔力〉 4250

〈攻撃力〉3900(+200)

〈防御力〉3700(+550)

〈俊敏〉 3950


なぜかスキルが見れなかった。

ローブを着ているからその効果だと思う。でもこうしてみると【隠蔽】のスキルって大事だよね。

普通の鑑定では見れないからね。

俺はあくまでも眷属スキルだから普通とは違うんだよな。

これを便利ととるか、普通ではないととるかは人それぞれだけど強いに越したことはない世界だからこれでいい。


なんか最近は目立つのはしょうがないかなと思ってきている。

あっちにいるときはありえなかったことなのに、なんでだろうか?

自分でもよくわからない。




◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆

~伝説の勇者 白魔法~




昔々あるところに、異世界から呼び出された勇者がいました。


姫「おかしいですね。勇者は4人のはずですが」


そこには5人の勇者がいました。

しかし、姫様は聖属性魔法が使えないことを理由に1人の勇者を外の世界に放り出してしまいました。

勇者の称号があったのにもかかわらずです。


その勇者はくじけることなく「俺が魔王を倒してやる」とやる気に満ちていました。


その心優しき勇者は、冒険者となりちからをつけつつ、困っている人を助けていきました。


*中略*


その勇者は大陸をまわり、獣人・エルフ・ドワーフの仲間を集め、魔王を倒しに行きました。


しかし、今代の魔王は人族の勇者パーティーを倒しているとても強い魔王でした。


それでも勇者はあきらめずに、白魔法を駆使し何とか魔王を倒しました。



____________________________________________

この勇者は、白い魔法(白魔法)を使ったとされています。

多くの人が目撃したといっていますが、白い魔法は存在していないため、伝説となっています。

____________________________________________


~図書館~




『なあ、ファミリアー。この白魔法についてなんか知らないか?』

『おそらくですが・・・基本4属性の複合魔法ではないでしょうか。私も見たことがありますが、様々な魔 力が一つになった感じでした』

『なるほど、確かにこの勇者は聖属性魔法が使えないということは、俺みたいな場合じゃない限り、光魔法 が使えないと考えたほうが自然か。そして基本4属性なら使おうと思えばスキルも手に入る(勇者のみ) し、それを合わせればいいってことか』

『はい、私もそう思います』

『だったら、俺も使えるように頑張るか。白魔法は相当強そうだしな』

『そうですね。白魔法ができるのならもっとほかの魔法もできるかもしれませんね』

『早速今日から実験してみるか』

『はい』




◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆

~死神の例の場所~




「というわけです、死神様。これって可能なんでしょうか?」

「可能といえば可能だけど・・・正直言って相当難しいよ」

「と、言いますと」

「まず、白魔法を発動させるには基本4属性の魔力を均等に混ぜ合わせなきゃいけない。これで白魔法の元 ができる。そして、元を作り続けながら白魔法を発動させるんだ。過去の歴史からわかるようにまだ一人 しか使えてないんだ」

「なるほど、でも4属性分の威力が出るんですよね?」

「いいや、それだけじゃなくて、本当にうまくいったら聖属性なんて比じゃないからね」

「おお!それは使わないわけにはいかないですね」

「わかったよ、僕が直々に教えてあげるよ」

「!ありがとうございます!」

「では早速始めよう」


「最初が肝心だからね。まず2属性から始めよう」

「はい」


・・・・・

・・・・

・・・


「うーん、3属性まではいけるんですけど、4属性は難しいです」

「まあ、苦手な属性が存在するからね。その面でいうと、過去の勇者よりも断然難しいね」

「でも、俺はやりますよ」


まず4属性の魔力を生み出す。

ここで均等にしないと絶対に聖属性は越えられない。

そしてここから4属性をゆっくりと混ぜていく。

すべてが均等に、まんべんなく混ざるようにコントロールする・・・


「あー失敗した。何がいけないんでしょうか?」

「そうだね、一回まったく混ぜずにイメージだけで白魔法を発動させたらどうかな?トオルのイメージ力は ずば抜けているからそっちのほうがいいかもしれない」

「直接ですか、それもいいかもしれません」


魔法はイメージに左右されるものだ。

だったら、より強く、より明確に白魔法を発動させるイメージをすれば、今できていないことの補助になるかもしれないということだ。


白魔法をイメージする。

ただ真っ白い、汚れも濁りもないきれいな魔法。

それを手のひらから出てくるように。

まわりを照らす光のように、かつて勇者が人々を助けたように俺もそんな魔法が使いたいと願う。


すると、手のひらから真っ白い光が浮かぶ。

俺の願いを聞いたかのように、ただ白く、温かみのある光だ。


「やったー!できた!」

「おお、本当にできるとは!たったこれだけの時間で・・・過去一人しかできなかったことをやったのか。

 本当に君は僕の予想を超えてくる。でも、それでこそトオルなんだろう」


〈スキル〉が解禁されました


どこからともなく声が聞こえた。男性でも女性でもない不思議な声だ。


「これは世界の声だね。レベルが上がると聞こえるよ。そして、スキルとなると普通ではないものというこ とになる」

「へーそうなんですか」


《ステータスオープン》


〈ステータス〉

トオル・ヤマト


〈種族〉 人族 男

〈レベル〉1


〈体力〉 1450

〈魔力量〉105340

〈魔力〉 28300

〈攻撃力〉870

〈防御力〉830

〈俊敏〉 990


〈スキル〉眷属

     自動翻訳 自動書記

     概念魔法 白魔法 魔力操作

     縮地Lv8

     闇魔法LvMAX 光魔法LvMAX

     火魔法LvMAX 水魔法LvMAX 風魔法LvMAX 土魔法LvMAX

     体術LvMAX 刀術LvMAX 弓術Lv8 短剣術Lv4

〈称号〉 死神の眷属 真の勇者 魔法の超越者

〈精霊〉 ファミリアー【最上級精霊】


__________________________

・概念魔法

 魔法ではできないことが概念により可能になった魔法。

 *魔力量200000~(ものにより上昇)


・白魔法

 基本4属性の合わさった魔法。

__________________________


「な、なんだってぇ!概念魔法だとぅ!」

「大丈夫ですか、死神様」


いつも冷静な死神様がここまで驚くとは・・・

いったいどういう魔法なんだ!


「あ、ああ。いやぁ、まさか僕の知らない魔法が来たからね。つい、驚いてしまったよ。しかも20万から

 魔力が必要とはわけがわからないね」

「はい、俺もそう思います。この世界では1万がトップですから、20万が前提となると何でもできそうで すね」

「しかも、イメージを超えて概念になってるからね。明日からはこれまでよりも厳しくいかないとね!フフ フ・・・」


やばい・・・これまで以上となると俺の体がもちそうにない。

それに悪い笑みを浮かべてるし!

あれは新しい魔法が早く見たいんだろうが、もう少し優しくしてほしい。


「は、はい。そうですね・・・」


こうして地獄の訓練が地獄が生ぬるい訓練になっていった。

~宣伝~

僕をこの小説の世界に引きずり込んdゲフンゲフン、ちょっと、のどに煮干しが・・・

この小説の世界を教えてくれた「厨二同盟」さんが「自衛隊異世界で伝説となる」を投稿しています。

僕は読んでいませんが、よかったら読んでみてください。

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