1-4/4 勇者育成計画の日常
受験があったんだよー(ノД`)・゜・。
いやぁ、ダメでした・・・
結果は合格したら報告したいと思います。
報告なかったら・・・察してください。
~自室~
あーたーらしいあーさが来た。きぼーうのあーさーだ。
ということで朝になった。まだ太陽が出ていない時間だ。
8時から朝食らしいので、外に出て走り込みを始める。
これも毎日の日課だ。1日でも怠ってはならない。
大体10㎞ぐらいを走る。その後、神刀ライキリを出して素振りをする。
そういえば、これの鑑定してなかったな。
【鑑定】
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・神刀ライキリ 攻撃力0~
折れず、曲がらず、かけず、錆びずの刀。
この刀に通す魔力によって切れ味・攻撃力が変わる。
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なにこれ、え、強くない?
今死神様と魔力量とかを異常に上げてるから、そのうち底なしになるとか言ってたよ。
と、言うことは、攻撃力に限界がないといってもいいぐらいだ。
いやぁ、恐ろしい。
えっ?俺のほうが恐ろしいって?いやいやいやいや、そんなことはない・・・
うん、ありえない・・・
試しに魔力を通してみる。闇属性の魔力だ。
すると、刀が黒く輝いた。
「おお、すげえ」
『マスター、属性を変えてみてください』
「ん?じゃあ、光だな」
次は、刀が白に近い黄色に輝いた。
『これは属性も変わるようですね』
「ああ、ということは弱点ないんじゃね?」
『そうですね、魔力がある限り有効でしょう』
「早く魔法の合格がもらえるようになりたいな」
合格がもらえるということは、神様からみて、だからまず切れることはないだろう。
それに増えれば増えるほど、1%が大きくなるとそれを超えない限り使い続けられるからな。
「よし、そろそろ戻るか」
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~食堂~
食堂につくと、何人かはもう食べている。
これは、バイキング形式か。
端の皿をとって、おかずをとっていく。流石王城だけあって量が多いし、種類も豊富だ。
取り終えると、端の席に座って食べ始める。みんな友達と食べているがそんなことは気にしない。
むしろ、何かあったときに嫌だからな。一人のほうが安心できる。
それにしてもどの料理もおいしい。
俺はパン・ベーコン・スープを食べている。
みんなが食べ終わったころ
「勇者様方、これからの説明をさせていただきます。この後、9時からはこの世界につて勉強をしてもらいま す。次に昼食をとり、武道と魔法を習ってもらいます。ちなみに、6日に1日休みがあります。
今日はこの王城の案内をさせていただきます」
「「「はい」」」
「それではついてきてください」
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この城にはなんと!トイレがあった!風呂もあった!!
いやぁ、この感じだとないかなと考えていたが過去の勇者が頑張ったらしい。
流石だね。勇者だね。おもに日常の。
そして王都の図書館にもつながっていて、いつでも行けるようだ。
まあ、重要なことはほとんどなかったな。
でも、ここのつくりはばっちり覚えた。覚えとくといざとなったとき逃げれるからな。
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~訓練所~
「勇者の皆様、この度武道を教えることになった、クラウス王国騎士団団長のドゥーペという。
よろしくな!」
「「「お願いします」」」
クラウス王国騎士団団長ドゥーペさんは、クマのように大きい体で、大剣を背に背負っている。
茶髪で豪快なおっさんだ。正直言って、アツい!こういうタイプは嫌いだ。
ちなみに、ステータスを見てみよう。【鑑定】
〈ステータス〉
ドゥーペ・サルガス
〈種族〉 人族 男
〈レベル〉73
〈体力〉 4100
〈魔力量〉3700
〈魔力〉 3850
〈攻撃力〉4300(+530)
〈防御力〉3800(+720)
〈俊敏〉 3750
〈スキル〉剛腕Lv5 豪脚Lv5
火魔法Lv4
大剣術Lv6 体術Lv4 槍術Lv3
指導Lv5 戦術Lv4
〈称号〉 騎士団団長 大剣使い
「では、早速だが、この中から自分の好きな武器を選んでくれ」
そういって見せたのは、剣・大剣・槍・短剣・太刀・ハンマー・バトルアックス・盾・弓・魔法杖の合計10種類の武器だった。
俺が使っているのは、刀・弓ぐらいだ。刀がないのは残念だな。
まあ、あっても使わないが。
「俺剣にするわ!」「俺もー」「私は短剣かな」
などと、個々で好きな武器を選んでいる。
俺は、うーん、特にこれといったものがないな。便利なのはナイフに近い短剣かな、普段は刀を使うし、新しいスキルを手に入れといたほうがいいか。それに短剣はどこにでも隠し持てるから、使うとしたら短剣だな。
「よーし、みんな決まったな。それでは初めに素振りからだな。それぞれの武器でやるからよく見とけよ」
そして、すべての武器を順に振っていく。
それをまねして、みんなも素振りを始める。
・・・・・
・・・・
・・・
「よーし、今日はここまでだ。お疲れ様」
大体二時間ぐらい、休憩をしつつ、ずっと続けた。
最初はこんなもんか。
スキルれべるについてぃいたところ、
レベル1~2・・・初心者
3~4・・・中級者
5 ・・・上級者
6 ・・・達人
7 ・・・勇者
8 ・・・人外
9 ・・・伝説
10 ・・・物語の中
らしい。
これって、俺人間やめてね?・・・いや、違う。これはタケルさんとの成果だ。
あ、タケルさん人間じゃなかったわ。
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~魔法教室~
「はい、私が勇者様方の魔法指導をします。王宮魔術師のスピカです。改めて宜しくお願いします」
「「「お願いします」」」
「それでは、始めたいとをもいます。まず、魔法とは、詠唱や魔方陣を使って発動させるものです。魔法に は・・・」
・火、水、風、土の基本4属性と光、闇の上位2属性がある。勇者は例外で、聖属性魔法が使える。理由と しては定かではないが、異世界が関係していると考えられている。
・魔法の発動には術式というものがあり、これを唱えたり、書くことで発動させる。凄腕の魔術師なら、こ れを発動段階で読み取り、圧殺させられるという。
・詠唱は時間がかかるが、威力の調整ができる。
・魔方陣を書くのは、個人差があるが、詠唱よりも比較的早く発動でき、威力は大体一定で安定する。逆に 言うと、超火力が出ない。しかし、勇者であれば問題ないという。
ここまで聞いてみて、俺の発動の仕方はこの世界ではまだない方法だ。ということは、人前では詠唱と魔方陣を使わないといけない。
これがばれたらいろいろとめんどくさいことになるから、気を付けないといけない。
「じゃあ、お手本として、発動させます」
手の指先に魔力が集まり、魔方陣を書いていく。
「ライト」
「おおー」「すげー」「魔法だー!」
魔法陣から光の玉が出てくる。発動させるまでにほとんどかかっていない。
これが応急魔術師の魔法の発動スピードであり、実力だ。
まあ、俺には発動時間なんてないが。
男子が声を出して喜んでいる。女子も声は出していないが、目が輝いている。
異世界にきて初めて魔法をまじかで見たもんな。それはうれしいよな。
俺はもっと使えるようにならないと・・・
「それでは、今日はここまでです」
そうして魔法の訓練が終わる。
鑑定を使わなかったのは、ここまでの実力があると、気付いてしまうからだ。
タイミングがあれば使いたい。
図書館に行きたいが、もう時間がないので休日にでも行くか。
今日も死神様と魔法の訓練をした。
思っていたよりも魔力量の伸びがいいらしい。
このやり方は辛いからあんまりやりたくないが、治療魔法を使えば、ある程度は楽になった。
さいしょに気付くべきだった・・・
こうして、異世界生活の2日目が終わった。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
日に日にユニークがのびてとても嬉しいです。
次は、水曜を目標に、日曜にはあげれるようにします。