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Magic Of Imitation  作者: るき
入学式
2/2

漢名

今、ここ"大広間"では入学式が行われている。

開会宣言から始まり、お偉いさんの話など、

長く堅苦しい、そんな退屈な入学式だけれど--

私の周りにいる生徒たちは目をキラキラと輝かせながら"お話"を真剣に聞いている。


ここは"ラ・プレマラ学園"世界屈指の魔法学園。

ここに入れるだけで将来は保証されたも同然。

そんな学園。

だからこそ誰だってそれはもう、キラキラと輝いてしまうのだろう。


それにしても、長い。正直、すごく眠い。

私は真っ黒で腰まである髪を弄る。


--パチパチ パチパチ

拍手が気になり、髪を弄りつつも顔をあげる。

すると、壇上から人が降りていくところだった。

「次、新入生代表による言葉。瑠樹(ルキ)--」

……え?

今、漢字だった?

この学校に、漢名が、いる?

しかも、新入生に。

そんなに凄い所なのね、ここは……

色んな事が頭の中でグルグルとしている。

そして、さっきまではヒソヒソとも話していなかった生徒たちが少しざわついているのに気付いた。


「はい」


ボーイソプラノくらいの、少し気だるげな声を聴いた。


そしてその瞬間、空気がピリッとしてざわついているのも無くなっていた。


私は声のした方をゆっくりと見る。

返事をした男の子は、私たちの方に背を見せているため顔はわからない。

髪は綺麗な赤、というより紅色に近い色だった。

きっと髪の色は変えていないのだろう。

あの色は魔法では生み出せない。

綺麗な、紅色。それは強いという証拠。

魔力の元(マナ)の質が高い証拠だから--

背筋が少し、ゾクッとした。


「桜が綺麗に咲き乱れ--」

彼が台詞を読み上げる。

私はただ、ぼーっと彼の事を見ていた。


--パチパチ パチパチ

その音にハッとすると、彼は壇上にいるお偉いさんたちにお辞儀をしていた。

その後何人かの"お話"のあと、式が終わった。

書き方がわからなくて凄く時間がかかってしまった…

早く慣れたいものです…

誤字脱字等 ございましたら教えていただけるとありがたいです

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