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青春のトキにハーモニーを響かせて  作者: 優里
第一章 部活ライフ開始!! 以前の問題
8/14

バド部に失望し、あきらめた件

なんやかんや言ってクラブ巡りの三日間を終えた優莉の心は天秤にかけられていた。


片方は自己の実力を認められ、これから実力勝負で過ごすことになるバドミントン部。

もう片方は実力はないが自由で、先輩方との距離が近いコーラス部。

今はどちらかというと、誰かの足を引っ張らず自分の実力のみで戦うバドミントン部の方に傾いている。

(仮入部で決めるか。うーんバド部を多めに……)


優莉が決めた仮入部の予定はこれだ。

一日目 バド部

二日目 バレー部

三日目 バド部

四日目 コーラス部

五日目 バド部


五日中三日バド部。。。

天秤にかけられたとは言ったが、もう完全にバド部に傾いている。

それぐらい個人競技は魅力的で、バド部は過ごしやすい環境だった。

実は、友達ともバド部に入ろうと話していた。もうほぼバド部で確定だ。




しかし、バド部は優莉が思い描いていたような部活ではなかった。

仮入部一日目。予定通りバド部に行った。


やったこととしては、筋トレ・素振り・筋トレ・三回シャトルを撃つ、以上。

二時間かけてもこれだけで、先輩曰くJ1は先輩が引退するまでラケットを握ることすらできないらしい。

おかげで優莉の熱はすぐ冷めた。

(基礎体力作りなんだろうけど、毎年新入部制が四、五人転部するという噂もわかる気がする。)

バドがやりたいから入ったのに、半年間もラケットを握らせてもらえないのだったら一気にやる気はなくなるだろう。後、実力社会。実力があるものはいいが、ないものは苦しむだけ。


「そんな部活はやだな。うちはみんなで楽しみたい。もっと元気にいきたいんだ……。。」


優莉はもう仮入部でバド部に行くことはなかった。バレー部もやめた。

この学校の運動系クラブはほとんどが格差社会で実力で上り詰めないといけない。つまり実力がなければ楽しめない。そういうことを優莉は心から嫌っていたんだ。


自分にこの学校の運動部は合わない。


それは、優莉がこれからも持ち続ける考えの一つだった。



「明日どこ行こうかな?うーん。コーラス行ってみよっかな」

優莉はバド部にかき消されていた【コーラス部】という選択肢を思い出した。


先日芽吹いた心の新芽がどんどん顔を出し、成長していくのを優莉自身も感じ取っていた。


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