やっとのことで部活を決められた件
ここは秦峰女学院の奏逢館二階。J1A教室。
「今日の掃除はCとDです。気を付け。礼。さような」
「しゃーす!」
挨拶もままならないうちに荷物を抱え教室を飛び出した小さな影。
影はそのまま隣の教室に直行する。
「おいこら凜花!今日やぞぉ!」
「すまねえ!掃除やねん!待っといてぇ…。」
「り。じゃあスマホとってくるわ。J1B前集合なー」
「おけまる」
影ー有森優莉ーはロッカーに疾走する。
今日は何の日かって?
それは、記念すべき初部活日じゃ!
坂口凜花と部活仲間になる日。
そして優莉の青春に新たなページが追加される日だ。
「いやっほーい!!」
今、隣を通った先輩からの視線が気になったが気にしない気にしない!
(だって今日は記念すべき日。楽しむぞぉ!)
優莉は超好機嫌で待ち合わせ場所に向かった。
「凜花ー!そーじおわったぁ?」
「うん。ちょうどおわりやしたぁ!」
「おっしゃ!ちょうどいい時間やし、行くか!」
「おぉー!!」
…とは言っても現実は甘くない。
前よりは成長したが、只今二人でドア前で中の様子をうかがっているところでございまぁ~す!
要するに緊張して入れないだけです。
「ねえ凜花どうする?」
「入りたいケドモ…入れるわけねえだろぉぉぉ…。」
「だよねえ。だけど入んないと始まるよ?」
「ぐぉぉぉぉ!むり。優莉の後ろに隠れながら入るわ。」
「りょーかいす~ じゃ入るよー」
凜花が背中に張り付いた状態でうちは部室に突撃した。
「あの~~。よろしくおねがいしま」
「「「「「「「J1さんきたAAAAaaaaaaaaaaaaa!!!」」」」」」」
(声でっか!さすがコーラス部。)
「入部してくれてありがとう!!少ない間だけど、よろしくね!!会計やらしてもらってますJ3Cの矢島でーす」
「あ、よろしくおねがいします!!!」
(ほんとに早速だな…笑)
先輩と挨拶を交わした後、ピアノの陰で立っている人がいた。
その人物がスマホから目を上げ、こちらを見た。
「どーも。よろしく。」
(は、?なんで西原がいんの?あいつコーラスやったん?)
今回から第二章スタートです!
第一章は第二章につなげるための前置きだったので、
「全くハーモニー響かせてないやん!」って思われた方いると思うんですけど、
これからハーモニー響かせまくります。
読んだらくすっと笑えるような小説を書いていきたいと思います!
更新が急に止まることあると思うんですけど
これからもよろしくお願いします!




