放課後のインタビュー 2
オリヴィア・ジョーンズからキャロライン・ルルイエへのインタビューのメモ書き。
「呪いの噂が消えていないって、あなたみたいなのが掘り返してるからでしょ」
「それ全部、わたしが生まれる前の話よ。パパですら赤ちゃんだったころだわ」
「うっすらと聞いたことがあるって程度よ。親が子供に教えるような話じゃないでしょ? お金持ちのおじいさんが若い女性を三人も、って……」
「トーマスとかイザベラとか、わたしのひいおじいちゃまとひいおばあちゃまでしょ? 二人とも、とっくの昔に亡くなってるわよ」
「死因なんて知らないわよ。年だし普通に死んだんでしょ。
そういう失礼な言い方をするんだったら、もうこの遊びにはつき合わないわよ!」
「わたしが知ってるのは、ルイーザがうちに来て、ママが死んで、パトリシアおばあちゃまの痴ほうが始まったことだけ」
「転校したてのころとか、クラスでこの話題が出そうになると、先生がすごく怒ったわね。
それでもイジワルなコはしつこく訊きたがったけど、わたしだってほとんど知らないわけだから、みんなすぐに興味をなくしたわ」
「もちろんあなたもイジワルなコよ」
「冗談よ」