明るい時間から
陽が差し込む部屋
から外側を覗くことは出来ない
カーテンで遮られているからだ
明るい光は感じる
今日も晴れの天気だなとは分かる
それでも薄暗い場所を好むのは
なぜだろうか
どうも体調が芳しくないと明るさは
苦手になってしまう
この空間から見るのが ちょうど良い加減である
テレビやラジオの音も聞こうとは
しない心の状態は
落ち込んでいるのかと自らの心に
問いただしたくなるのだが
答えぬ心に問い掛けても無理である
この不自然さが
現実ならば
今の状態が正しいと言うことになる
人の状態は元通りには ならないものだと感じる
一旦使い始めれば
減り出してしまい
修復は難しいのである
仕方なく現状を
受け入れながら
暮らしを進めるしかあるまい
それでも前を向きながら生きる