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覆面の警護者 ~大切な存在を護る者~  作者: バガボンド
第4部・大切なものへ
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第14話 息抜きと言う名の非日常6 参戦する者達と人工生命体のその後(キャラ名版)

 衣服店へと辿り着くと、直ぐに散開しだす女性陣。シュームもナツミYUもナセリスも目の色を変えて物色しだした。流石は女性だと言うしかない。


 俺はとりあえず女性陣が落ち着くまで待つ事にした。と言うか、店舗の入り口付近から直ぐの場所がランジェリーフロアなのが何とも言い難い・・・。ただ、今の俺の身形からすれば、別段おかしな事ではないのだが。それでも素体が野郎なだけに困りものである・・・。


ミスT(・・・この場合は念話が無難かもな。)

ナセリス(あー、そう言えば使えるんでしたね。忘れてましたよ。)

ミスT(何とも。)


 それぞれが別々のフロアで物色しているため、対話は念話を使う事にした。今も装備中の念話ペンダントのそれだ。この恩恵は本当に計り知れないものになる。


 シュームとナツミYUも俺と同様のペンダントを所持しているが、ナセリスの方は種族特性から素体で使う事ができる。まあ宇宙種族全員が念話を使えるのだがな。


 前にも挙げたが、この念話のリアルタイム度は凄まじいものだ。地球で用いられている通信システムは、距離ができればできるほどタイムラグが発生してしまう。しかし念話は全く以て発生しない。どんな超遠距離だろうが、タイムラグが全く発生しないのだ。


 距離の問題で顕著な例が1つある。先の黒いモヤ事変にて、それぞれが宇宙船群や宇宙戦艦群に搭乗していた際の対話方法だ。通常の通信システムでは通信障害が発生するため、念話を使う以外に方法がない。そして、お互いに待機していた距離は、地球から月、地球から火星などの距離感に近い。仕舞いには地球から天の川銀河の端である。


 通常の通信システムなら何年掛かって対話できるか分からない。それが念話だと即座に伝達するのだ。これも時間と空間を超越している対話法と言うしかない。


 宇宙種族達が常用する念話は、地球人からすれば超絶的な力そのものだ。だからこそ、同技に善悪判断センサーを搭載させたのだろう。それらを見越して動いていた過去の宇宙種族達の力量には、心から恐れ入るとしか言い様がないわな。


ミツキ(ぬぅーん、何処かに出掛けているわぅか?)


 そんな中、念話を聞いたミツキから返答が入った。喫茶店駐留時は遠方に出ていたため、普通の会話ができずにいた。しかし、念話であれば即座に対話が可能となる。今のこの状態が正にそれだ。


ミスT(ナセリスとシュームとナツミYUと一緒に、駅ビルを散策中よ。今は衣服店にいる。)

ミツキ(なぬぅー! 衣服を物色しているだとっ?!)

サラ(これは朗報だっ!)

セラ(今直ぐ向かわねばならぬっ!)

ミスT(・・・そうなると思いましたよ・・・。)


 ・・・何ともまあ。他の身内達に連絡を入れれば、十中八九その展開になるだろうと十分予想ができていた。今正にその通りになる。ミツキを皮切りに、サラとセラが吠え出した。他の女性陣からも声が挙がりだし、慌ただしく動き出しているのが分かった。


 ちなみに、念話を使えば場所の特定も可能となる。そもそも念話自体の対話先が、相手の生命力をアドレス的に用いるためだ。個々人が持つ生命力は1つとして同じものはないため、相手が何処にいるか直ぐに特定が可能だ。


 ただこれはプライバシーの問題に引っ掛かるため、何時もは暗黙の了解としている。だが、今回の様な流れでは論外になるだろう。事実、ミツキを筆頭に他の女性陣が動き出している。


 まあ別に拒否する事は全くないため構わないのだが、数分後にはこちらに押し寄せてくるのは言うまでもない・・・。




 数分後、ワラワラと集結してくる身内達。何故にそこまで動けるのかと問い質したが、俺が滅多に娯楽に走らないため便乗したとの事だ。確かに一理あるが、駅ビルの衣服店に大集結する様は脅威としか言い様がない。


 ただ、今はこの駅ビル全体が大企業連合の傘下にあるため、それなりに融通は利くらしい。無論、物品を無料で譲ってくれなどの類ではない。むしろ、俺達には使い切れないぐらいの資金が大量にある。こうした散策で使う事を推奨しているぐらいなのだから。


 当然ながら、試着した衣服類は全部購入する事にしているようだ。でなければ、片っ端から試着している衣服を全部買い取らなければならない。これも地元貢献な感じであろうか。


ミスT「・・・すまないな。」

店員1「い・・いえ、皆様方は常連様でもありますので・・・。」


 衣服店に集結する身内達の様相を、店員さん複数と共に見守る。先にも挙げたが、普段から娯楽に走る事が希なため、ここぞと言う時に爆発発散させている感じである。


 それに店員さんが挙げた通り、ここには身内達が頻繁に訪れているようだ。特に同店は衣服の特別オーダーも受け付けているようで、一点物の逸品を注文したりしている。その余波で一般的な衣服も入手しているようである。


 まあ警護者は多彩な行動をする事が多いため、直ぐに衣服がダメになる事が多い。多ければ多いほど楽ではあるが、もう少し実用的な物を選びたい所だわ。


店員2「以前、何着もの特別オーダーを承った事がありますよ。」

ミスT「ああ、聞いているよ。言葉はアレだが、巨漢こと巨女の面々の衣服などだな。」


 別の店員さんが挙げたそれだが、その人物は人工生命体の女傑四天王になる。敵対勢力の兵士から覚醒したため、急遽衣類などを入手する事になったからだ。この部分は生粋の女性たる身内達に任せるしかなかったが。


 更に挙げれば、その後の各事変で捕縛した人工生命体のものもある。基本ベースが女性になるため、必要な衣服は相当数になったとの事だ。まあ野郎よりは女性の方が遥かに着用する衣服が多いしな。


 ちなみに、今までの人工生命体は全員生存している。元から善悪判断がないニュートラルの存在だったからか、宇宙種族達の力量で善道に帰す事は容易だったらしい。まあその手法は詳しくは聞かない事にするが、そうした倫理に関する力も使えるようである。


 確かに愚物共が勝手に製造した彼女達を、無解に殺害するのは本当に失礼極まりない。自我自体は希薄ではあるが、それでも大切な生命体なのは確かなのだから。ならば、その彼女達にも手を差し伸べるのが俺達警護者の使命でもある。


ミスT「今後も色々と迷惑を掛けるが、大目に見てあげてくれ。」

店員1「はい、かしこまりました。」

店員2「見た目には圧倒されますが、実際には相当な利益になりますので。」

ミスT「ハハッ、違いないわ。」


 最初は圧倒されていたが、その様相に慣れていく店員さん達の順応力には脱帽である。まあ彼女達が挙げた通り、身内達が発散的に使う資金が売り上げに貢献するのも確かだ。ここは大目に見るのが無難な感じだろうな。


 それに何と言うか、嵐のように大勢押し寄せて大暴れしているが、迷惑行為にならないように最大限の注意を払っているのも見事な感じだわ。そこは規律に厳しいシュームやナツミYUがいるから成し得ている感じである。


 宇宙種族達も同様で、下手をしたら2人よりも手厳しい場合があったりする。特にナセリスやデュヴィジェが手厳しく、流石は主婦と言うしかない。と言うか、周囲の女性陣は娘的に見えるからか、呆れながら手を焼く感じに思えているようである。


    第14話・7へ続く。

 念話の設定は、間違いなく覆面シリーズでの最強のチートスキルとも。如何なる距離が発生しようとも、絶対にタイムラグが発生しないという。更に善悪判断センサーにより、悪党には絶対に使えないという点も。我ながら、よくぞまあこの仕様を考えたものだと思います(-∞-)


 まあでも、優れた各技能があったとしても、最終的には直談判的な直接対決になるので何ともですが@@; 最後は肉弾戦で決めたい所ですね。これぞ、覆面シリーズの大元となっているエキプロこと、エキサイティングプロレスの世界と(>∞<) 何ともまあですわ><;

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