第7話 企業間抗争6 ペンダントに宿る生命力(キャラ名版)
ブックマーク登録、ありがとうございます><; 励みになりますU≧∞≦U ただ、まだまだ修行せねばと思う今日この頃です@@; 頑張らねば><;
エリシェ「・・・とまあ、今現在の被害総額ですが。」
ミツキ「金額にクラクラするわぅ。」
ミスT「相当数の茶菓子が買えるわな。」
翌日、エリシェとラフィナが来訪してきた。買収事変は粗方抑え込んだようで、後は完全駆逐を繰り返すとの事である。そんな中、エリシェが今回の被害総額を語ってきた。それは、ミツキが縁たる茶菓子を相当数購入できるほどである。
ラフィナ「以前の様相や、ナツミA様方の買収事変を踏まえれば、短期間で済んだのは幸運だったと思われます。本当なら、もっと時間が掛かったと思われますし。」
エリシェ「ヘシュナ様とデュヴィジェ様の心理戦的妨害工作が、相当な効果を発揮しましたからね。私達だけでは長期戦に至っていたと思います。」
デュヴィジェ「あのぐらいで弱音を挙げる連中なんぞ話になりません。企業間抗争で世上の混乱など愚の骨頂ですよ。」
ヘシュナ「デュヴィジェ様の戦術と戦略は、本当に感嘆せざろう得ませんね。」
偽デュヴィジェを黙らせた戦術的な実力以外にも、こうした戦略的な実力も兼ね備える、か。この美丈夫は何処まで凄まじいのやら。そして周りの実力もしかり。時々、彼女達が恐々と見えてくるわ。
ナツミA「あら、そんな皆さんを覚醒させたのは、他ならぬTさんなんですけどね?」
ミツキ「親も親なら、子も子よのぉ、ウッシッシッ♪」
ミスT「はぁ・・・。」
ナツミツキ姉妹の茶化しに、ニヤケ顔で俺を見つめてくる女性陣。それに腹が立つよりは、実に誇らしく思えるのは何なんだろうか・・・。しかし、実際に実力が備わっているのなら、力は使ってこそ真価を発揮する、ここに限るだろう。
ミツキT「企業間抗争など、ある意味物理的に幸せだから起こせるものですよね。」
ミスT「幸せの意味合いも、こうした部分に至ると不思議としか言えなくなるわな。」
ナツミAお手製の表情ロジックを搭載した、機械兵士の筐体のミツキT。更に人工皮膚も被せており、今では普通の人間の様相となっている。このプランは前々から上がっていたとの事だが、実際に実行したのは今回が初めてらしい。
ミスT「忘れているだけだが、お前さんの実際の背丈はもっと低いよな。」
ミツキT「ええ、そうですね。ミツキ様と同じぐらいの背丈ですよ。」
ナツミA「ポチの妹か、見事なものよね。」
ミツキ「わたに妹とはコソバユイ感じわぅ。」
今のミツキTの体躯は2m近い様相である。しかし、生前の彼女はミツキと変わらないぐらいの背丈だったとの事だ。まあ、俺自身は忘れているが。
ミツキT「ただ、生身の身体の時より、反応速度が恐ろしく速いのですけどね。」
デュリシラ「それはそうですよ。人間の反射神経自体は、脳から身体を動かすまでにかなりのタイムラグが発生します。動きたいと思った瞬間に即座に動けるのは、機械の特質的能力になりますし。」
ラフィナ「しかも生身とは異なり、極限にまで性能を高められますからね。仮に破損したとしても、直ぐに修理が可能ですし。行動を限界ギリギリまで見極められれば、もはや究極の領域に至りますよ。」
ミスT「はぁ・・・何とも。」
今現在のミツキTは、体面的な部分では思い描いた事を即座に反応させる事ができるようだ。機械ならではの長所とも言えるだろう。
そう言えば、某ロボットゲームでのプラスこと強化人間の概念もこれに近い。向こうでは、人間の身体を機械式に変えていくというもの。骨格や神経、内臓すらも人工物に置き換えるのだ。ただ、精神面に多大な負荷が掛かり、発狂してしまう描写もあった。
対してミツキTの場合、筐体自体が機械式なため、精神面への負担は一切ない。と言うか、既に逝去している状態であり、各ペンダント効果により舞い戻った存在でもある。恐らく、他の人物を操る事も可能かも知れない。
ミツキT「身体の乗っ取りは、理論上は可能だと思いますよ。」
ミスT「心中読みどうも・・・。」
ラフィナ「ハハッ、まあそう仰らずに。ただ、精神面への付嘱と言うか、補佐ができるのも確かになりますね。もはやファンタジー的要因・・・。」
自身で話して閃いた感じのラフィナ。俺も先の思い巡りで至ったが、ミツキTの意思が宿る各ペンダントと同期すれば、絶大な力を得られるだろう。特に精神面が顕著である。つまり、俺自身に再度装着すれば・・・。
ヘシュナ「殺気と闘気の心当てを、際限なく繰り出す事が可能になる、と。」
ミスT「はぁ・・・心中読み・・・。」
デュヴィジェ「まあまあ、良いではないですか。その概念は一応考えていましたが、実際に実行可能かまでは分かりませんでしたし。」
エリシェ「それなら、マスターの力がより一層強くなるのと同時に、生命に及ぶ危険性が一切排除されますよ。」
ミツキ「ぬぅーん! とりあえず、有限実行わぅ!」
茶菓子を漁りつつ寛いでいたミツキ。その彼女がミツキTの首元にある各ペンダントを取り外していく。直後、機械筐体の方は活動を停止するも、各ペンダントの方は以前よりも増して淡く輝いている。
そのまま俺の近くへと歩み寄り、各種ペンダントを首に掛けてくれた。新規ペンダント群も踏まえると、10体は超える様相である。そして同時に、生命の次元と言うべきか、体内から恐ろしいまでの力が湧き上がってきた。
ミツキT「・・・ほむ、成功のようですね。」
ミスT「俺の声色で、お前さんの喋りはな・・・。」
ミツキ「ウッシッシッ♪」
俺自身が意図していない状態で、俺の身体を駆使して語り出すミツキT。もはや、一切合切の常識を覆す様相である。ただ、この生命の同期は確実に特効薬となるのは明白だわ。
シューム「と言うかさ・・・何か物凄く苛立つんだけど。」
ナツミYU「ですね・・・。」
デュリシラ「あら、それこそ嫉妬心から出るものですよ。私としては、マスターが黒いモヤ事変を無事攻略できるなら、何でも用いるべきだと思いますし。」
ミツキ「完全に反面教師的な感じになったわぅね!」
ナツミA「反面教師ねぇ・・・。」
シュームとナツミYUのヤジは、ミツキTが俺と同期している部分への、痛烈なまでの嫉妬心であろう。ただ、デュリシラの方は俺が助かるのならばと太鼓判を押してくれた。俺としても個人での戦いではなく、盟友ミツキTが傍らにいる事に、恐ろしいまでの安堵感しか沸かないのが現状だ。
ラフィナ「問題は、その状態での殺気と闘気の心当てなのですがね。」
ミスT「多分大丈夫だろう。それに、仮にここで繰り出したら、お前さん達がどうなるか分からん。喰らいたいのなら放つが、一切の保証はせんよ。」
ミツキT「それ、いいですねぇ~。」
俺とミツキTから繰り出す、殺気と闘気の心当て。どちらも実際に凄まじいものだと、周りの面々は承知済みである。そんな面々に放とうかと俺がボヤき、ミツキTが不気味なまでの笑みを浮かべる追撃を放つ。それを見た周りの面々は恐怖に慄きだしている。
デュヴィジェ「ハハッ、小父様に小母様の力の合作となれば、正に天下無双そのものですよね。」
ヘシュナ「名実共に最強の力とも言えますよ。」
ミツキ「ぬぅーん! わたは天下を駆け、最強のモフモフを世に示す。お前も見届けるか? わたの戦を。」
ナツミA「何故に“天下無双の武将”さん。」
ミツキ「うぉー! 最強のワンコを見せてやるわぅ!」
何を思ったのか、今度はミツキTの生命が宿る各ペンダントを、自身に身に着けるミツキ。すると、俺の時とは異なる別の力が湧き上がりだしてきた。究極の慈愛とも言える力である。
ミツキ「ほぉーほぉーほぉー♪」
ミツキT「はぁ・・・ミツキお姉様の手腕には敵いませんよ。」
俺の時と同じく、ミツキ自身とその彼女の声色で語るミツキT。それに周りの面々は驚くより爆笑してしまっている。バイリンガル的な感じでの語り部と言うべきか。
ナツミA「凄いわねぇ、その生命力。」
エリシェ「本当ですよ。私達も持たせて頂いている、各ペンダントから痛烈なまでに伝わってきていますし。」
デュヴィジェ「これ、本来なら有り得ないものですが、逆にそれが特効薬になるのが皮肉と言うのか何と言うのか。」
ヘシュナ「いや、必然とも言えるでしょうね。私達の各力が宿っているペンダント、これらが織り成すハーモニーと言うべきかと。」
ミツキ「“魔術士ハーモニー”って知ってるわぅか?!」
ミツキT「あー、懐かしいですねぇ。」
周りが感嘆している中で、ヘシュナの言葉から連想でボケを放つミツキ。そしてそれを知っていると語るミツキT。1人2役状態のその様相に、周りの面々は笑いを堪えるのに必死だ。
この場合だが、恐らくミツキ自身の周りを笑わせる力と、ミツキT自身の同じ力が相互作用しているとも取れる。俺の場合は殺気と闘気の心当ての部分がそれであろうか。となれば、ミツキTの生命が宿る各ペンダントは、誰が持っても真価を発揮するという事だ。
そんな中、ミツキT用各ペンダントを機械筐体に戻すミツキ。今の同期状態を続けるかと思っていたが、意図も簡単に止めてしまった。まあ、その表情を見れば、大満足であるという雰囲気が滲み出ているが、疲労感も出ている部分もあった。
第7話・7へ続く。
リョフさんネタと、アーマード・コアにウィザーズハーモニーの名前も挙がっています@@; 一応伏せていますが、まあお分かりになられるかと><;
このペンダント効果の拡張版が、後の探索者での各種能力に繋がっていますね。向こうは向こうで行きあたりバッタリ的に書き綴っていたのですが、自然と回帰する部分はあったのかと><; 恐ろしいです(-∞-)
しかし、今回もキャラ会話が多いです><; キャラ名版での閲覧をお勧め致しますm(_ _)m 色々とすみません><;




