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異世界で始まる英雄伝説  作者: 松原太陽
封印の扉と鍵
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作戦内容3

 「僕達にしか倒せないってどういうことだよ」

 「そのまんまの意味だ」

 にわかに信じがたいことだった。昔の英雄達ですら倒せなかったマーラを僕達が倒せるなんてとても思えなかった。

 何せアストロギアにすら後れをとっている時点でアストロギアより上のマーラに勝てる気すらしない。

 黙ってはいたがそう思っているのは僕だけでなく龍太も彩姫も同じことを思っているようだ。

 「お前達の言いたいことは分かる。ただ勘違いはするなよ。お前達なら倒せると言ったが今のままではマーラに手も足もでないはずだ」

 「えっ? それってどう言うことなの」

 アルナールの考えることが全く分からず戸惑う僕らにアルナールは続けて話し出す。

 「お前達はあくまでもマーラを倒す可能性を持っているだけだ。だからその可能性を俺の考えた作戦で確実にするんだよ」

 ようやく作戦の意味を少し理解できたが問題はどのようにしてその可能性を確実にするのだろうか。

 「で実際にその作戦ってどんな内容なんだ」

 「はぁ~、ようやく作戦の内容が話せるぜ」

 軽いため息をつくとアルナールは指を三本立てて作戦内容を話す。

 「今から俺がお前達を三つのグループに分ける。それで中央大陸についたら分かれたグループごとに行動をしてもらう」

 


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