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異世界で始まる英雄伝説  作者: 松原太陽
封印の扉と鍵
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心結は何処に

 「一体何処にいるんだよ、心結」

 心結の叫び声が聞こえて森に入ったものの、まだ心結の居場所が分からなかった。

 「速く見つけないと・・・・・・それにこの森、どんどん嫌な感じになっていく」

 ミカの言う通りだ。速く見つけるのもそうだが何よりこの森に漂う嫌な気配に不安を覚えずにはいられない。

 「心結ー! 何処にいるんだー!」

 「心結さーん!」

 叫んでも心結の返答もなく木々の擦れる音しか聞こえない。

 「くそッ! 何処にいるんだ」

 ここまで来て心結を助けれなかったなんて結果は絶対に嫌だ。速く速く見つけなければ。

 「・・・・・・ショウ! あそこから人の声がする!」

 「何! ホントか!」

 ミカの言う場所に耳を澄ますと確かに複数人の声が聞こえた。その中には心結の声があった。

 「あそこに心結がいるのは間違いない。行くよミカ」

 「はい!」

 焦る気持ちを抑え僕とミカは心結の声のした方に走り出す。


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