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異世界で始まる英雄伝説  作者: 松原太陽
封印の扉と鍵
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纒の力の特訓

 「ふぅ~、属性解放・風神」

 軽く一呼吸置き、属性解放術を発動するや腰に帯刀している剣の柄に手をかける。

 「・・・・・・唸れ烈風!」

 意識を集中させ自身の周りにある風を鞘の中に入る剣と一体化させるイメージをする。

 「三日月流抜刀術・・・・・・風ノ太刀(かぜのたち)

 剣が風と一体化したと思った瞬間、剣を抜き放ち進化させた抜刀術を使う。

 「旋風烈斬・風雲せんぷうれつざん・ふううん! 」

 横に一回転すると同時に抜き放った剣は完全に風と一体化していた。

 「よしっ!」

 自分の周りに一メートル以上の竜巻が発生したのを確認するや剣を鞘に戻し、ミカの方を見る。

 「どうだった?」

 「凄かったよ。火と水も凄かったけど風の方が一番凄いと思うよ」

 そう。基礎練習が終わってから僕はひたすら属性解放術の纒の力をずっと練習していた。

 最初の方、風はなんとかなったのだが火と水は纒の力を一度も使ったことがなかったから上手くいかなかったが今はだいぶコントロール出来るようになった。そのおかげで僕の使う三日月流抜刀術もさらなる進化を遂げることができた。

 だがミカの言う通りまだ風の方が扱い易いため威力の方は断然、風が火と水を上回っている。

 「後は火と水のコントロールだけだな」

 「うんそうだね。でもこれで」

 「あぁこれで」

 そうこれで僕はやっとアルナールに言われたことの一つを達成できる。

 「あいつと・・・・・・アストロギアと一人で戦える!」

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