到着《王都ギルガリアン》
「ほいっ、王都ギルガリアンに着いたよ」
「ありがとな。はいお金」
王都ギルガリアンに着いた俺は騎手にお金を渡すと騎手は嬉しそうな顔をして何処か別の場所に行ってしまった。
「ここが王都ギルガリアンか・・・・・・」
「凄い・・・・・・」
王都ギルガリアン。そこは思っていたよりもかなり発展しておりほとんどの建物がレンガで出来た洋風な建物になっている。
「さて早速、王様に会いたいところだが」
空を見ると太陽は沈みかけ今にも暗くなりそうだ。
「今日は何処かの宿に泊まって明日王様に会いに行くか」
「ええ、それでいいと思うわ」
ミエとも意見が一致し、俺らは宿屋探しを始めることにした。
「ねぇ、宿屋を探すついでに少し街を見て回ってみない?」
「う~んそうだな・・・・・・」
たしかに今日はもう王様に会いに行くつもりがないのだから少しぐらいなら大丈夫だろう。
「なら宿を探しながらちょっと見て回るか。ついでにあいつらに何か買ってやってもいいかもな」
「さすが龍太! 頭が回るね」
「そうか?」
まぁ頭が回るのは事実だし、それにミエに誉められるのも別に悪い気はしないからここは素直に喜んでおこう。
「じゃあさっそく見て回るか」
「うんッ!」
こうして俺らは宿屋探しと並行に街の観光を満喫したのだ。