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ユメ  作者:
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一日目 現実

まだ、唸る暑さが辺りを包んでいた。

その中、私はいつものように汗をたらしながら帰路についていた。

公園のそばを通ると、もう日も沈みかけているというのにまだ沢山のセミが鳴いており子供たちがブランコやジャングルジムで遊んでいるのが見えた。

その様子を横目に私は木々の影にできるだけ入るように再び歩き始めた。


家にあと少しで着く、というところで私は今朝、朝食を作ったことで冷蔵庫の中はもう空っぽであったことを思い出した。

そこで私は一旦帰路から離れて近くのコンビニで適当に晩飯となり得そうなものを調達することにした。


コンビニに入るとさっきまでのまとわりつくような暑さからは一転、急に冷気が私を包み込んだ。

長いこと歩いて汗をかなりかいていた私にとって、それは少し肌寒くもありできるだけ早くインスタントラーメンを取りに行き、ついでに酒も何本かよく確認もせずカゴに放り込んでレジへ向かった。


そして会計を済ました私はそそくさとコンビニからでると、さっきまで私が感じていた熱気がまるで私

の事を待っていたペットの様にすぐにまとわりついてきた。

ふと空を診るとすでに日は 沈んでおり、 辺りは街灯と道路上を走る車のライトで明るく照らされていた。


そのあと、急ぎ足で我が家に帰った私は疲れのあまり手を洗うのもめんどくさくなりせっかく買ってきたものが入った袋をソファーの上に投げ込むとベッドの上に倒れ混んだ。

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