表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

花の名前は「メイフラワー」

作者: 冷魅

君は花のように美しい。

君は花のように儚い。

君は花のように鮮やかだ。

君は僕の【希望】だ。

***********************************************

 暖炉の前に座ってソファに座っているおじいさんに小さい女の子が頭をおじいさんの膝にあずけながら、とても可愛らしい声でおじいさんに聞いた。

「おじいちゃん。あの話、とても素敵な話を聞かせて??」

すると、おじいさんはとても嬉しそうに顔を綻ばせた。

「あの話が気に入ったのかい??」

「うん!とっても気に入ったわ!!おじいちゃんが話すお話の中で一番好きよ。」

女の子はおじいさんの膝から頭をあげ、屈託の無い笑顔で言った。

すると、おじいさんは

「そうかい。そう言ってくれてとても嬉しいね。」

おじいさんもとても嬉しそうに笑った。

「じゃあ、始めようかねぇ…。」

「うん。楽しみだわ!」

おじいさんはもう一度嬉しいねぇと言ってゆっくりと、とてもゆっくりと話し始めた。


 今の時刻は夜の10時。

おじいさんととても楽しそうに話している少女は11才。もうすぐ寝る時間だ。

おじいさんは少女を寝かせるために物語を話しているのだ。

 さぁ、おじいさんの物語が始まった。物語の世界へいってらっしゃいませ。

***********************************************

「君に初めて贈った花は「メイフラワー」。

この花を贈ったときはどんな顔だったかな?

あぁ…思い出した。

頬を桜のように染めて、恥ずかしそうに微笑んだね。なぜ、恥ずかしそうに微笑んだと思う?」

おじいさんはふと、話を止めて少女に問いかけた。

少女は「えっと、なんだったかしら?…あぁ!花言葉よね?」と言った。

おじいさんはそう。と言い、続きを話し始めた。

 「「メイフラワー」の花言葉が【君だけを愛す】という、花言葉でね…。私はあの人に似合うと思って買ってきただけなんだがな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ