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夢の中の自殺志願者

作者: 神威 昴

これを読んで彼女の気持ちを共感してくれたらいいなと思います。

ある日、少し変わった夢を見た。



彼女は20代くらいの女性だった。

彼女は何を思ったのか…あるマンションで自殺をしようとしたのだ。

長い階段を登り、かなりの高さまで来たときには疲れはて、「ここからなら…」と思ったのだろう。

彼女はそこで飛び降り自殺をしようとした。

だが、そこに見知らぬ男性が来たのだ。

「やめるんだ!」

そんなことを言ってたのだろう。

だが彼女は男性を払い除けて、塀の上に乗った。

足がガタガタと震えているのに、その位置から、彼女は男性に「アンタみたいなのがいるところで死にたくはないわ」そういって、そのまま屋上に続く階段を走り始めた。

男性が追う中、途中で屋上に逃げている彼女をみたのか、屋上に着くと彼女の家族がそこにはいた。

階段で追ってきた男性を妹が捕まえ、母は妹と彼女をハラハラしながら見守っていた。

父は、彼女に「おいで」と手招きすると、奥の方へ歩いていった。

彼女は言われるがまま、父についていった。

そこには幼い子供が遊びそうな場所があった。

ゆっくり父についていくと、父は幼い子供が遊ぶような小さな玩具のピアノの前に座った。「これ、まだ弾けるかい?」そんな風に言いながら、その小さなピアノである曲を弾き始めた。

彼女が小さいころ、よく遊び半分で弾いていた曲だった。

彼女はとたんに泣き出した。

こんな優しい場所をなぜ今まで忘れていたのだろう。なぜ、自殺をしようとしたのだろう。

そんなことを考えていた彼女を父は、「ほらおいで」と優しく手招きした。




私はそこで目を覚ました。

小さな疑問もあったが、

こんなことがこの世の中にもあるといいな…と泣いたのだった。

多少疑問におもったこともあるかもしれないですけど、あえてスルーしてください。



感想があればよろしくお願いします。

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