表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
音鳴り響く  作者: 暁紅桜
プロローグ
1/13

プロローグ


小さいころから、ずっとそんな環境で育ってきて、自然と好きになった。

響く歌声、心震える演奏。

いつ見ても、そんな世界はきらきらと輝いていた。

いつか自分も、あんなステージに上がりたい。

彼らのように彼女らのように、人を感動させ、人を幸せにする、そんな演奏を、そんな歌を、いつか自分でできたらいいな……




「お疲れー」


生徒会室という名前の札が書かれた教室の扉を開き、中で仕事をする生徒たちに声をかける。

『副会長』という腕章をつけた生徒は、中に入ろうとしたが歩みを止めた。

向かい側、大きな扉を背にするほかの机よりも大きな机には生徒の姿がなかった。

他の席には、生徒たちが山のように詰まれた書類を一つ一つ丁寧に処理しているのに、そこの席には人の姿がない。


「会長は?」

「会長なら、さっき野球部から助っ人頼まれて出て行きましたよ」


その瞬間、何かが切れたかのように彼は叫んだ。



「あの馬鹿会長ぉおおおお!!」


初投稿作品です。なにとぞよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ