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五つの柱と四つの塔

詩 白の柱 白き聖女の聖なる魔法

作者: 仲仁へび



 真っ白な雪が降る

 世界が冷たくなっていく


 色がなくなり

 全てが白へ戻っていく


 白は原初

 全ての源

 全ての始まり


 白の聖女が始まりの大地へ立つ

 浄化の力を使って 世界を正常に戻すために


 白をまとったその聖女は笑む

 これで多くの人が救われるでしょう

 と


 白が似合うその聖女は微笑む

 これでたくさんの人が幸福になるでしょう

 と


 真っ白な雪が降る

 聖なる力を秘めたその雪が

 救うべき者達の

 救われるべき者達の肩に


 そっとしみこんだ




「ストーリー」


 白き柱で修練を重ねたその聖女は、初めて魔法を使う。

 聖なる魔法で、傷ついた多くの人たちを癒す。

 けれど聖女は知らなかった。

 その瞬間に、世界の理が書き換わってしまったということに。

 全ての魔法が反転してしまうようになったということに。



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