第一話 転移した者
「召喚に成功しました!」
「おぉ!ついにやったか!」
まばゆい光に包まれてひとりの青年とコッペパンが召喚された。
「なぜ人が!召喚に失敗したか!」
「鑑定します」
すると男の目が光りだした
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
名称 佐藤貴史
LV1
MP0 HP50 LUCK300
装備 鑑定不可
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「なんだこいつ、LUCK以外は雑魚じゃないか」
「なぜこんな者が召喚された。最強の武器はどうした!」
「なんだ、あの手に持っているものは」
「鑑定」
するとバチンと音を立てて鑑定士が吹き飛んだ
「どうした。 鑑定の結果は?」
「それが、はじかれて見えません!」
「まあいい。人間も雑魚なんだから城の外にでも出しておけ」
「はっ」
「おい何すんだ。ここはどこなんだよ。」
そんな俺を無視して兵たちは城の外へ放り出した
「まったく、なんなんだあいつらそれにここはどこなんだよ。もしかして異世界召喚とかいうやつか?」
すると場内から一人の兵士が現れた。
「急に召喚されて大変だろう。少しだがもってけ」
渡された袋には5枚のコインが入っていた。
「それがあれば1泊はできるだろう、宿屋はその道をまっすぐ行って右だ」
「ありがとうございます」
兵士は何も言わずに城内へと帰っていった。
宿屋につき、兵士からもらった5枚のコインで支払いをすます。
5りゅさ?とかいう単位はわからなかったが恐らく通貨の単位だろう。
指定された部屋に向かう途中違和感に気づく
「それにしても何か忘れているような気が・・・ってコッペ
パンが手から離れねぇ!てゆうかどうしてこうなった~!」