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1.目を覚ましたらゲームの中にいた

俺が目を開けるとそこには草木が繁茂し白い石でできた台座、剣の柄があった


「ここは……」


俺の視界の左上に浮かぶ周囲の地形の表示された円、左上に浮かぶ3本の線とそれを囲うフレームと共にAllen(アレン)の名が右下にあることに気づく。


俺は自然の道とでも言えるような所々草がはげている部分に沿って歩いていく。

周りには広葉樹のようなものが生え、それぞれの木々に色の異なる実がなっている。

小鳥は囀り、俺が近づくと別の場所に飛び立っていく。

オオカミ等の肉食獣もいたがこちらを警戒しているのか襲ってこない。

しばらくすると多くの家が塀に囲まれた場所が見えたので、その場所に向かう。


透明なさまざまな色に変化する場所に触れ、俺を反発しないことを確認する。

中は町になっており、人間や人間に似た種族が周囲を歩いている。

また、所々に看板の出ている店のようなものがあり寄ってみようと思うが、

お金を俺は持っていない可能性の方が高い、まずはお金を稼がなくては。


しばらく街を散策していると、


「ねぇキミ、ひょっとして初心者?私たちのパーティに入らない?」


と耳と髪の長い銀髪の少女に話しかけられる。

俺は、


「初心者、どういうことだ?」と言うと彼女は、

「キミもこのゲーム始めたばかりなんでしょ。」

「いや、話が掴めない。この世界がゲームだと?俺は気がついたらこの世界に居ただけなんだが。」

「え、どういうこと?」俺はこれまでの経緯を話す。

「真偽は疑わしいけど、私もこの世界のことを話すね。」


話を聞き俺はこの世界がMidgard(ミッドガルド)Online(オンライン)という仮想世界で遊ぶゲームであることを知る。


「なるほど、この世界はゲームだったのか。それで、君のパーティっていうのは?」

「私の名前はSilfr(シルファ)、私の仲間達は酒場にいるから来てくれる?」

俺はその提案に承諾する。

俺は彼女と共に酒場へと向かうのであった。

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