『歌の行方』を読んで
文章が音として聴こえるヒトって、割と居ると思います。
メイキング画像がばんばん出てきますのでご注意下さい。
挿絵表示機能をONにしてご覧下さい。
ごきげんよう。
前回から引き続き読んで下さっている方はありがとうございます。
今回が初見の方はようこそおいで下さいました。
ここは読み専がなろう作家様への感謝と感想をぶちまけているだけのエッセイです。(前回までのあらすじ)
読むヒトのことは、好きにお呼び下さい。
たとえばお話の中で、語感が良い言葉に出会ったり、リズミカルな文章を読んだ時、良いモノ見ちゃったなぁ〜と嬉しくなりますよね。
思わず星もいいねも叩いてしまいます。
素敵な文章を読んでいると、ときどき音色として聴こえてくる気がします。
でも、「貴方の作品の音が好きです!」なんて感想を書いても「はぁ?」と思われるでしょう。
その旋律に色を乗せられたらなぁと、読むヒトは考えました。
元ネタ様
https://ncode.syosetu.com/n2725hb/
『歌の行方』作者:こまの柚里様
はい。
(公式イメージではなく、あくまでいち読者の脳内イメージです。)
文字にすると「めっっっっちゃ……ええやん……」となります。
絵を見て気になった方は是非元ネタ様の作品を読みに行って下さいね。
そしてまたこの絵を見て、なるほどねーとニヤリとして下さると嬉しいです。
3回目であるこの回まで読んで下さっている方はお気付きでしょうが、全て同じ作者様の作品です。
実は、育児に翻弄されて趣味活動もままならない時に、ふと読んだ作品に心を揺さぶられ、「あ。絵が描きたいな」と思うきっかけになったのが前の2作品でした。
今まで一切絵を描く気が湧かなかったのが嘘のように、指を動かしていました。
お話の力って凄いな、と思います。
ひゃくまんねんぶりくらい絵を描かなかったものですから、色々手探りで作業しているのがバレてしまって恥ずかしいのですが、作者様が「どうやって描いているのか見たい」と仰るならば、見せましょう!ということでこのエッセイを書いています。
ありがたや、ありがたや。
そんなわけでメイキングです。
よろしければ、お付き合い下さい。
下絵レイヤーを破棄してしまったので、アイビスペイントの作画工程動画機能からスクショしました。便利ですね。
いつもの通り、雑です。とりあえず元気な男の子が描きたいんだなぁということは伝わったでしょうか。
線画です。ちょっとスッキリしました。
人物と植物を大体の感じでレイヤー分けします。後で修正したくなるかもなので。
スッキリさせすぎたな……と思ったので、フレームっぽいものを足していきます。
ふちどり(入り抜き)ペンを使ってなんかイイ感じにします。
イイ感じになりました。
モチーフは紫の小さい花です。
タイトルも入れました。
フォントは「はんなり明朝」と「せのびゴシック」を使いました。
線画の色を変えて、もう少しあちこち描き足します。
背景はベタ塗りで。
植物と人物を塗ります。
金色の目以外の配色はなんとなく秋の森のイメージで塗っています。
植物は魔物なので葉っぱは枯れずに緑色のまま、背景の枯葉には色を塗りませんでした。
全体を塗り終えたので全統合レイヤーを追加し、グラデーションマップから「朝焼け(紫)」を選択。
レイヤーの描画モードを「比較(明)」にし、不透明度を40%にします。
ここに来て、歌の要素が少ない事に気が付いたので音符を足しました。
レイヤー描画モード「加算・発光」、不透明度5%。
多分気付かれないくらいの薄さですが、満足です。
次にベタ塗りレイヤーを作り、描画モードを「色相」、不透明度を14%にします。
もう少し弄ります。
テクスチャは今回「和紙(生成り)」を使いました。
描画モードは「ソフトライト」、不透明度は24%。
その上からもう一度グラデーションマップ「写真調(緑)」レイヤーを作り、重ねます。
描画モードは「カラー」、不透明度は6%。
最後に、全体に「ノイズ木目調」テクスチャをかけ、描画モードを「オーバーレイ」、不透明度を16%にします。
納得行くまで何回でも重ねたり削ったりをするので工程が重複してしまい、すみません。
大体いつもこんな感じで手探りしています。
これで完成です。(一番上と同じ画像です)
作業時間は3時間強くらいです。
男の子の表情を決めるのに実は結構時間がかかりました。
どうでしょうか。歌うような文章が似合う絵になっているでしょうか。
本文が気になりましたら、是非元ネタ様を読みに行って下さいね。
ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。
次でこのエッセイはおしまいです。
やっている事といえば、相変わらず作家様に感謝し、感想を描き殴るだけですが、よろしければまた覗いてやって下さいね。
叫ぶことしかできませんが、少しでも皆様の執筆活動のモチベ上げに繋がれば、いち読者は幸せです。
作品を書いて下さって、本当にありがとうございます。
今日も素敵な作品をありがとうございます。
作者様あっての読み専です。だいすき!




