『出会いの窓は南の塔に』を読んで
作品あっての読書感想画です。
いつも素敵な作品をありがとうございます。
脳内イメージばんばんのメイキング画像が含まれますのでご注意ください。
挿絵表示機能をONにしてご覧下さい。
ごきげんよう、読むヒトです。好きなようにお呼び下さい。文字は書くよりも読む方が好きなので、普段は読み専としてなろうをエンジョイしております。
素敵な作品が沢山で感想も評価もいいねもビュンビュン飛ばしています。読むの楽しい! 楽しい!
作家の皆様いつもありがとうございます。貴方の作品が大好きです!
レビューは少ない語彙力をどうにか絞り出してチャレンジしていますが、やっぱり納得できずに消してしまう事が多いです。
感想だって、うぁー! とかエモ……! とか叫びのようなものしか書けずにもどかしく思っています。気分的には100デシベルくらいの声量で叫んでるのに。
もっとこの溢れ出る感情を、作品を読んで揺さぶられた想いをお伝えしたい。
そこで読むヒトは思いつきました。文字が無理なら絵で感想をしたためよう。
読むヒトは、絵を描くヒトでもありました。
そうして、今回送らせていただいた感想画がこちらです。
元ネタ様
https://ncode.syosetu.com/n3793dr/
『 出会いの窓は南の塔に 』作者:こまの柚里様
はい。
(公式イメージではなく、いち読者の脳内イメージです。)
文字で書くと「めちゃくちゃ面白かったです!!!!!(100デシベル)」となります。
絵を見て元ネタが気になる! と思われた方は今すぐ元ネタ様を読みに行って下さいね。
そしてまたストーリーの答え合わせをしながら、この絵を見てニヤリとして下さると嬉しく思います。
ここまでで締めたいのですが、メイキングも見たいです! と作者様から有難いお言葉をいただいてしまったので、頑張って作業工程を思い出しながらメイキングも書いてみます。
絵の解釈は見た方に委ねたいのが正直なところですので、ツールの使い方をメインにしていきますね。
時短でサクッとそれっぽい絵が描きたいなぁと思った方は、よろしければお付き合い下さい。
まずはパラパラ紙芝居メイキング(gifアニメーション画像です。PCだとクリックすると見ることができるのでしょうか? 確認不足で申し訳ありません)
どうでしょう、見られましたか……?
スマホでは画像クリック→画像最大表示でパラパラしました。
動かなかった時用にもう少し書き足していきます。
まずはスマホのお絵描きアプリを起動します。
使用アプリはibisPaint Xです。
アプリを開いたらキャンバスサイズを決めます。
画面いっぱいに描きたいなー! と思ったら大きなサイズを選びます。
特に拘りもないのでデフォルトの値をいじったりはしません。
なろうの挿絵向けの画像サイズですとまた違うのでしょうね……。ほら、今回は読書感想画ですので、ね。
さてキャンバスサイズも決めたので真っ白な画面にラフを描いて行きます。
はい。雑ですね。
なんとなくヒトが三人いるのがお分かり頂けたでしょうか。
これを元に線画を描きます。
ペンは「天才ペン」を使っています。描き心地がめちゃくちゃ良いのでまさに天才……と毎回唸っています。
ごちゃごちゃした線がスッキリしました。
ある程度描いたら満足したので塗っていきますね。
まずはテクスチャ「汚れた紙03」を全面に貼ります。
次に人物とか天馬とか。
天馬だけ白色をハッキリさせたくてレイヤーを分けました。
背景とスノードロップを塗り足します。
白意外のレイヤーは乗算モードで塗りました。
あとは描き足したり塗り足したりしていきます。
塗り工程はここまでになります。
フレームの中のみ効果を足します。
「ノイズ木目調」というテクスチャがレトロな感じと雨っぽい感じがして愛用しています。
レイヤーの描画モードは除算。不透明度はバランスを見て調整します。今回は20%にしました。
色が少々明るいかな?と思ったので、レイヤーを一枚追加し、ブルーグレーをベタ塗り、描画モードを「カラー」にします。
レイヤーを統合し追加します。
「フィルタ」から「グラデーションマップ」を選び、好きな色味を選択。今回は紫のセピアカラーを選びました。
描画モードは今回は「通常」のまま、不透明度を変えました。
気分によって「スクリーン」や「オーバーレイ」などを使うことがあります。
完成です。
あとは画像を保存して終了です。
保存は大事。
こうなりました。
こちらは感想メッセージが入ってないバージョンです。
左右の文字は今回手描きで入れました。
アイビスペイントには可愛いフォントも沢山あるのでそちらを眺めるのも楽しかったりします。
読後の荒ぶった感情のまま描き殴って三時間半くらいです。
描いた後はみてみんに投稿し、メッセージで描かせていただいた事を作者様へ報告します。
こんな感じです。
精一杯の感想が「面白かったです!!!!!」なのに、作家様達は素晴らしい文章で返信をして下さるのでいつも本当に嬉しくて、どうにかこの気持ちを伝えたくて、絵を描きたくなってしまったのでした。
本当にいつも素敵な文章を書いて下さってありがとうございます。
読者はいつもニコニコドキドキワクワクしながら読ませていただいております。
これからも皆様の執筆活動を応援したい、そんな気持ちで投稿ボタンをポチっといたします。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
以下蛇足をもう少しだけ。
物語のネタバレを含みますので、ご注意下さい。
読書感想画は、お話の中の好きなシーン、好きな台詞、印象に残ったモノなど、そういうのを絵にしたくなります。
上の絵は、まず吟遊詩人の男の子が姫と剣士の物語を歌っている構図にしたいと思いました。
次に舞台は森の中、木々に座る男の子。そして過去のシーンに出てくる塔。魔物のせいで攻め落とされます。
魔物のイメージは不定形で、元は『種』のようなモノ……塊から始まり、にょきにょきと生えているような、それは火によって浄化されていき、男の子のいる森へと繋がっていくような感じにしたかったのです。
印象に残ったのはスノードロップと竪琴。これは絶対に描きたいモチーフでした。
私はここが面白かったよ!と、作品が大好き!というのが伝わっていれば良いなと思います。
そして絵を見た人の読みたい気持ちを、少しでも後押しできたならいち読者は嬉しく思うのです。
今度こそ、お読みいただきありがとうございました。
レビューはですね……書いては消し書いては消しを繰り返してますが、いつかは華麗に投稿ボタンを押したいなって思ってるんですよ。