第1話 平和
頭の中で映像的なものは流れるけど、小説にすると難しい。そもそもこの時期に何故書き始めたんだ私は・・・
あ、第一話です、どうぞw
「大丈夫だったか?えっと名前は?」
「あ、ありがとうございます。名前は『 』って言います。」
これは遠い昔の思い出
「・・・師匠・・・」
「ん?どうした?『 』」
「私・・夢ができたんだ」
「へぇ〜で、どんな夢なんだ?」
「それはね、人と妖怪が・・・」
まだ幼かった頃の
「共存できる世界を作りたいんだ」
【罪】の思い出
《第1話 平和》
「なぁ〜霊夢〜」
「何よ・・・魔理沙」
ある夏の日に、神社と思われる場所で一人の巫女と一人の魔法使いが話し合っていた。
巫女の名前は博麗 霊夢といい、この幻想郷に起きた様々な異変を解決する博麗の巫女だ。
また、神社は高い位置にあり、参拝客などは滅多に来ない。
そして、霊夢と話している魔法使いは霧雨 魔理沙といい、霊夢の数少ない友達・・・いやそれ以上の存在かも知れない。
そして、魔理沙も霊夢と共に様々な異変を解決してきた。
「暑い〜暑いんだぜ〜」
「うるさいわね〜夏なんだから仕方がないでしょ。ズズッ」
「よくお前、こんな暑い日に熱いお茶なんて飲めるな」
「心頭滅却すればってよく言うでしょ」
霊夢がそう言うと、魔理沙は壊れたラジオの様に何度も「暑いんだぜ〜」と同じ言葉を言い出す。
「ああ!っもう!鬱陶しいわね!我慢しなさいよ。私だって暑いのよ!」
「痛いんだぜ!止めろよ!・・・っ!だったらさチルノを連れてこないか?そうすれば少しは涼しくなるだぜ!」
「チルノ?この炎天下の中で五体満足で生きてると思うの?」
魔理沙が頭を叩かれ、その衝撃の影響なのかキュピーンと目を光らせ霊夢に聞くがさも当たり前の様な質問にがっくりとする魔理沙。
「あ、そいえば」
「ん〜何なんだぜ〜」
「アリスが昨日あんたの事探してたわよ?」
「ん〜なんかあったか・・・もしかして・・あれか?」
「何なのよ一体、私凄い形相で睨まれて、「魔理沙来てない?」って聞かれたんだから」
「あー多分魔法書だな、そいえば返すの忘れてたぜ」
「はぁ・・・さっさと返しに行って来なさいよ。」
「分かったぜ!ちょっくら行って来るぜ!」
魔理沙がそう言うと、縁側に置かれていた箒で飛んでいった。
「ズズッ、フゥ〜・・・平和ねぇ、まぁずっと異変続きだったしちょっとぐらい休んでもって・・・なんか嫌な予感がするわね・・・」
霊夢がそう言った瞬間遠くの方で爆発音が鳴り響く。しかもかなりでかい煙が上がっている。
「はぁ・・・フラグ立てた私も悪いけど・・・平和ってなんだったけ?」
霊夢がサブタイトルに疑問を持ったが、爆発音のした所まで飛んで行った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「はぁはぁ・・・んっはぁはあ」
霊夢が飛んで行ったと同時に神社に息を切らしながら階段を登り切った少年が来た。少年は彼方此方に怪我を負っているせいか少年は悲痛な顔で願い始めた。
「お願いします。お母さんを助けて下さい。お願いします」
少年はそう言いながら、何度も願い続ける。やがて声は小さくなっていき草木の揺れる音だけになっていく。
「お母さんを・・・助けて・・・」
「良いわよ助けてあげる・・私が」
「っ!だ、誰!?」
「フフ・・こっちよこっち」
突然聞こえて来た謎の声に戸惑う少年。声のする後ろを振り返ってみると、そこには和服姿の美人な女性が立っている。
「い、一体誰なの?」
「私?私の名前はうーんそうね・・・だったら黒でいいわ」
「く、黒・・さん?っそうだ!さっきお母さんを助けてくれるって」
「ええ、言ったわよ。でも条件があるの」
「じょ、条件って?」
少年が黒の言葉に恐れを抱きながら、聞く。
「今は言えないわ、まぁそんなに大層な事じゃないから安心して」
「そっか、分かったよ」
「ありがとう、さぁお母さんの所に案内してカケル君」
「うん!こっちだよ!」
カケルは何か違和感を感じながらも勘違いだと思い、黒を人里にある母親の家に案内をする。
「・・・フフッ」
その違和感が後に大変な事になるなどまだカケルは知る由もなかった・・・
あまり書いてない様な気がw
もう自分でも分かりますよ、下手だって、
DAKARA
これを読んでくれる読者さんありがとうございます。
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