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白き勇者と黄金の女神  作者: 夢物語り
2/5

ピッ、ピッ、ピッピピピッピピピ!


「ん~?・・・朝か・・」


ピピピッピピピ!


【おはよう、勇者よ】


「・・・誰?」


【私は世界の意思、あなたを迎えに来ました】


「夢か?」


【夢であり現実です】


「まって、意味がわからないよ」


【アナタは旅立ちます私の中へと】



なんだ、ついに迎えが来たのか


「もう僕は死んだの?」


【いいえ、私が迎えに来たのはアナタが生きているからです】


「でも・・」


【はい、今は最後の眠りの中、この眠り間に答えを出さないと命の炎は消えます

だから問います】


アナタは私の中に来ますか?


「・・・僕はアナタの中に行けば僕でなくなりますか?」


【姿は変わりますが、心と魂は変わる事はありません】


「なら僕は行きます、行って生きます!」


【アナタの答えは世界の意思たる私と私の中の神々が承認しました】


では、ようこそ白い勇者

この先の未来へ



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