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魔法使いは忙しい!  作者: ゴムの舌
第1章 乳幼児期
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第2話 ステータスと目標

(なんかMPと魔力と知能だけ能力値がおかしくないか…)


『そういう加護を受けたんじゃありませんの!なに素っ頓狂なこと行ってるですの。』


(魔法が使えるようにと幸運になるくらいしか聞いてないよ!それいがいの内容はヘルプで確認してくれと言われたからな てか、幸運はステータスに出ないんだな)


『運は隠しステータスですのよ。まぁ私がヘルプについてる時点ですでに幸運ですのよ!仕事しない奴結構いるんですからね!』


(というか、このステータスは他の人と比べてどうなんだ?比較がないとわからん)


『一般的な生まれたばかりの子どものステータスと違う点はMP、魔力、知能とその他使用可能魔法くらいですわね。大体HP以外のステータスは1か2ですわよ。大人はレベルの上がり方とか専攻によりますので一概には言えませんが、なにもしてないところで10~50の間ですわね。』


(じゃあ鍛えればもっと上がるってことか。俺の魔力とかも鍛えれば上がるのか?)


『上がりますわよ。初期値ですのでむしろ上がらないとおかしいですわね』


(上限はあるのか?)


『上限まで鍛えたことある人物は今までおりませんでしたのでわからないですわね。少なくともMPですと1800、その他のステータスで言うと最高732までは記録にございますわね。』


最高732か…上限は999だろうか?…いや、決めつけるのは良くない 999と思い込んでしまい、ステータス1000以上が存在するのにもかかわらず鍛錬をやめてしまう可能性がある 当面の目標はMP10000、ステータス1000を目指すべきだろう

目標ができた以上のんびりとはしていられないな 早速鍛錬…といきたいところだが赤ん坊のままではできることも限られてくる

ステータスの目標の前にまず立つ練習と話す練習か? 最低限は動けないといけないしな…

あとは魔法の練習だが…部屋を見渡すかぎり本を見ないな…赤ちゃんには絵本を読ませたりするものだろうが、こっちではそういうことはしないのか?


(なぁ、この世界に本はあるのか?)


『本ですの?ございますわよ。ただ、お前の両親は字が読めませんので、本があっても意味無いですのよ。』


なんとこの世界では大人でも文字が読めないらしい

確かに江戸時代でも識字率は8割ほどだったし、義務教育がなければしょうがないのか?

そもそも学校はあるのだろうか? …この世界の一般常識レベルの情報が少なすぎるな

その都度ヘルプを参照しているようではいささか面倒だし…

早く話せるようになって情報収集しないといけないだろう


…よし、1度整理しよう当面の目標は


①立つ、歩く

②普通の会話――それによる情報収集 

③文字の拾得


以上の3点だ これを1歳までにクリアだな

魔法についての本があればそれに書いてあることで文字と魔法を一気に習得できそうだからなるべく早く手に入れたいな

もしくはヘルパーに教えてもらうか? むしろヘルパーが魔法についての本になってくれないかな?

この部屋は俺専用の部屋みたいだし、そこそこ裕福な感じだったら本買ってくれないかな…

まぁいい、ないものを欲しがっても意味ないからな、①と②を最優先して実行する

幸いにもベビーベッドだからな、つかまり立ちの練習にはもってこいだ


「あーいーうーえーおー…あーいー…」


今普通の会話は難しいな…

母音は発音できるみたいだが、“か”“き”が“あ”と“い”になってしまっているな

しゃべるのは暇さえあれば練習できるからな、文字の習得は時間かかるだろうから①、②はなるべく3ヶ月で目標達成させたいが…

よし、今度の人生は少しも無駄にしたくないからな!がんばって目標達成させるぞ!


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