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魔法少女を夢見ませんか?  作者: 烏口泣鳴
少女は英雄になれない、それでもヒーローを目指す
13/14

法子Aside これから始まる新しい日常

「変じゃ、ないよね」

 朝、いつも通りの制服姿になった法子は鏡に映った不安そうな自分に尋ねかけた。

 鏡の中の自分はいつになく身綺麗になっていた。

 梳かさない事すらある髪を念入りにセットし、制服は前夜の内に母親にアイロンがけを頼み、その上で仕舞い込んであった鏡を持ち出して、時間を掛けて自分を整えている。

 幾ら鏡の中の自分を見てもおかしい所は無い。けれど普段おかしな自分がおかしな場所を見つけられていないだけかもしれない。

 それならば幾らここで一人悩んでも仕方が無い。

 法子は鞄を持って一階へ降りた。

 リビングに入るなり法子が、ココアを啜っている弟の前に立って、机に両手を叩きつけた。

「ちょっと聞きたいんだけど!」

「うわ、どうしたの、姉ちゃん。異様に元気だけど」

「ねえ! 私変な所無い?」

「やけに元気なところ。何か変な物でも食べた?」

「もう! そうじゃなくて! 私、ちゃんとしてる?」

「ちゃんとって」

 弟は法子の全身を眺めて

「意味が分かんない」

そう言った。

「だからー……あ、でもそうだよね。あんた男だから、女の子の気持ちなんて分からないか」

 弟はむっとして、女から駆け離れた姉ちゃんよりはきっと分かるよ、と言い返そうとした時には、既に法子はキッチンに入った所だった。

 キッチンに入った法子は、そこで料理をしている母親に尋ねる。

「ねえ、お母さん、私変な所無い?」

 母親は手を止めて、法子を眺めた。いつもよりも整えられた身だしなみに驚いたものの、娘の良い変化に少なからぬ感動を覚え、娘を安心させる為に、優しく微笑んだ。

「おかしな所なんて無いわよ」

 法子はそう言われても、納得せずに、自分の体を眺めまわした。

「ホントかなー?」

 そして、言った。

「考えてみれば、お母さん、もう年だから今の感覚は分からないのかも」

「なっ」

 母親がむっとして、まだ若いわよと言い返そうとした時には、既に法子はキッチンを飛び出していた。

「あ、ちょっとお弁当!」

 キッチンを飛び出した法子はそのままリビングを通り抜けて二階に上がり自室に戻り、もう一度鏡に自分を映して眺めまわして、きっと大丈夫と自分に言い聞かせると、バッグを持って階段を駆け下り、玄関を飛び出していった。

 ここのところ快晴続きの空は爽やかに晴れ渡り、秋が深まり切って冷気を帯び始めた空気は白く透明に澄み渡っている。世界が変わったと法子は思った。境目を越えて、悲惨な世界から楽しい世界に変わったのだ。自分だけがこんなに幸せで良いのだろうかと法子は浮かれながら通学路を歩いて行く。

 もう何だか飛び跳ねたい様な気持ちが胸から溢れ出てくる。学校まで辿り着いて校門を目に入れた瞬間が最高潮で、法子は周りの人々に気が付かれない様、ほんの微かに飛び跳ねた。

 着地した時、何か柔らかい物を踏んだ。嫌な予感がした時には、足が滑って跳ね上がり、視界が空を向いた。突然視界一杯に広がった空を見上げて、ああ、自分は今転びそうなんだと呑気な事を思った。

 その時、誰かがその体を支えた。腕に収まった法子がその誰かを見上げると、将刀の驚いた顔があった。

「大丈夫か?」

 将刀が心配そうに覗きこんでくる。法子は咄嗟の事に対応できずに、口を開きっぱなしでただ将刀の事を見つめた。

「怪我は無い?」

 将刀が重ねて聞いてくる。

 法子は怪我をしていない事を伝えようとして、安心させる為に大きく首を横に振った。

 けれど将刀は、それを怪我があるという意思表示だと勘違いして、慌てた口調で法子の体を抱え上げた。

「すぐ保健室に連れてくから」

 二つの腕で胸に抱き寄せる様に抱え上げるお姫様抱っこ。自分がお姫様抱っこをされていると気が付いた瞬間、法子の思考は空白化し、顔が熱く火照って、何が何だか分からなくなった。

 将刀が保健室に向かって走り出す。将刀の走る振動が法子の首が揺さぶる。何とか安定しようと、法子がすがる思いで将刀の首に腕を絡ませると、お互いの顔が急に近くなり、驚いて顔を仰け反らせると、首が後ろに勢いよく傾いで、将刀までバランスを崩すので、これはいけないと安定を保とうと首に縋ると、やっぱり将刀の顔が近くに来て、また離れようとしたけれども、それをすればまた将刀が体勢を崩してしまうから、どうする事も出来なくなって、法子は将刀に体を預けてしまった。

 揺られながら法子は自分の姿を思い浮かべて恥ずかしくなる。ちょっと周りに目を向けると、皆こちらを見つめている。恥ずかしい。荒い息が聞こえる。将刀の口から漏れている。申し訳なく思う。もしかしたら重いのかもしれない。全体的に小さいから軽いはずだけど。昨日お菓子を食べ過ぎたのが原因か。将刀が一所懸命に走るので、法子は自分の為に辛い思いをさせてしまって申し訳なく思う。将刀の荒い息が聞こえる。もう一つ荒い息がある。自分の口から漏れている事に法子は気が付く。今日はいつもの千倍位、良く歯を磨いておくべきだったと後悔する。

 自分の息と周囲の視線と、目の前にある将刀の真剣な表情に、法子が色々と気を急いている内に保健室に着いた。保健室に着くなり、法子はベッドに座らされた。

「怪我は何処?」

 そう尋ねられ、法子は首を横に振る。

「何処か痛い?」

「あの」

 何処も痛くない。けれど痛くないと言えば嘘吐きと思われてしまう気がした。

 将刀が心配そうに視線を落す。

「足? 捻ったのか?」

 法子は自分の足を見られて恥ずかしくなりながら、辛うじて首肯した。痛くは無かったけれど、そういう事にしておこうと思った。

「もしかして骨折でもしてるのかも。とりあえず」

 将刀はちょっと保健室の中を見渡して、保険医が居ない事を確認すると、法子に背を向けた。

「保健の先生、呼んでくるから」

 それは困る。とは言えなかった。だが困る。もしもちゃんとした診察を受けてしまっては、自分が何の異常もない健康体だと見破られてしまう。嘘吐きだと思われてしまう。それで法子は大胆にも将刀の手を掴み、そして咄嗟の言い訳で急場を凌ぐ事にした。

「もう大丈夫だから。痛くなくなったから」

「痛くなくなった?」

「う、うん。えっと、もうほとんど」

 将刀が訝しむ様な表情で法子を見つめる。

 法子は慌てて立ち上がり飛び跳ねた。

「ほらね。全然痛くないから」

 それを見て将刀は口を開け、それから笑い出した。

「分かった。分かったよ」

 法子は何故笑われたのか理解出来ず恥ずかしくなる。

 将刀はそれに気が付いて笑いを治めた。

「とにかく無事で良かった」

「あの」

 普段人と話慣れていない法子は、散々口ごもり、こういう時は何と言えば良いのだろうと悩んでから、結局ただの一言を口に出した。

「ありがとう」

「どう致しまして」

 将刀は笑顔になって、手を差し出した。

「鞄持つよ」

 法子は自分の鞄を見つめ、そして大きく首を横に振る。

「良いよ。そんな」

「でも辛いだろ」

「悪いから、良いよ」

 将刀が何を言っても法子は頑なに断って、結局法子は自分の鞄を持ったまま、将刀と一緒に教室へ向かった。将刀が次から次へと話題を提供してくれて、飽きる事が無く教室まで辿り着く。

 今迄の暗い学校生活がまるで嘘の様な楽しい一時だった。学校で同じ位楽しい思いをした事なんて一度も無かった。

 教室の扉の向こうからざわつきが聞こえてくる。今からざわつきの輪に入って行くのだと考えると、法子は不安と決心と喜びの溶け合った緊張が急に襲ってきて息を呑んだ。緊張する法子を余所に将刀が躊躇なく扉を開ける。

 ざわついていた教室が一気に静まった。教室中の視線が法子に注がれた。その中に如何にも嬉しそうな表情の摩子も居た。法子は思わず微笑む。けれど法子の意識はすぐに摩子以外のクラスメイト達に向かった。

 クラスメイト達は酷く驚いた表情をしていた。じきにクラスメイト達の驚きの表情の半分に何だか不愉快そうな色合いが浮かび、その内の数人があからさまな敵意で以って法子を睨みつけた。

 法子はその視線に怯んで一歩下がった。

 摩子は迎え入れる準備をして、嬉しそうに法子を待っている。

 将刀が立ち止まってしまった法子を心配そうに見つめている。

 教室は将刀と法子という不可解な組み合わせに驚いている。

 教室の一部から発せられる敵意が更に濃くなっている。

 敵意の理由が分からない。何だか泣きたくなった。

 けれどそれ等の視線はすぐに逸れ、気が付くとクラスはいつもの喧騒に戻り、法子には一瞥もくれなくなっていた。あまりの変わり身に法子は数瞬前の事が夢だった様な気がして、動く事が出来なかった。

 動かない法子を心配して将刀が声を掛ける。

「大丈夫?」

 法子は慌てて何度か頷くと、意を決して教室の中に踏み込んだ。

 それだけ。特に何も変わらない。ありきたりな教室、いつもの教室。けれどさっきの視線を思い出すと、法子は息苦しくて堪らなくなった。荒く息を吐いて下を向く。

「やっぱりどこか痛いのか?」

 これ以上心配を掛けさせては申し訳ない。法子が首を横に振って、顔を上げる。

 法子が顔を上げると、教室の内の幾人かから見つめられていた。珍しい物を見る様な視線、憎しみの籠った視線、面白おかしそうな視線、視線を送って来る者達の表情はばらばらで、法子には彼女達がどうして自分を見ているのか分からない。法子と視線が合った瞬間、それ等はまたすぐに逸らされて、また元通りの日常に変じた。

 法子が恐る恐る席へと向かう。途中で将刀が別れを告げられ、ほんの数歩ではあったがたった一人で席へと歩く。それだけの道程が酷く重苦しい。

 席に辿り着いて疲れ切った心地で座り俯いていると、前から声を掛けられた。

「おはよ! 法子さん!」

 法子が意外に思って顔を上げると、摩子が笑顔を浮かべて法子の事を見つめていた。摩子の存在をすっかり忘れていた自分に呆れつつ、法子は口ごもりながらも挨拶を返した。

「お、はよう」

「うん! もう怪我は良いの?」

「もう治ったから大丈夫」

「良かった!」

 そう言って、摩子が晴れ晴れと笑った。他人の事なのに、本当に嬉しそうな笑いだった。

 法子は、改めて摩子の事を良い人だなと思った。自分であれば、他人の事なんてどうでも良いから、よっぽど身近な人でもなければ、きっと気遣う事も心配する事も出来ないだろう。それなのに摩子はまだ仲良くなってそこそこの自分を気遣ってくれる。

 私ってやっぱり性格悪いんだ、と法子は何だか悲しくなった。

「おはよう、摩子」

 突然横合いから声がかけられた。法子がそちらを向くとクラスメイトの一人で、そのセミショートに明るい笑顔のクラスメイトは法子の横を通り過ぎて摩子の席に手を突いた。

 摩子がそのクラスメイトを見上げて笑った。

「あ、おはよー!」

 クラスメイトの視線が法子に向いた。法子は震えて、怯えて、身をすくませた。

 クラスメイトはしばらくの間、法子を眺めてから、摩子に尋ねた。

「もしかして……」

「うん! ばっちり」

 法子は自分が話題に上がっている事は分かったが、何を言われているのかは分からなかった。馬鹿にされているのか、あるいは何か仕出かしてしまったか。びくびくしながら二人の会話を窺った。

「もしかして無理矢理……」

「違うよ! ちゃんと仲良くなったよ!」

「ホントかなー」

「ホントだよ!」

 そこでクラスメイトがくるりと法子に向いた。

「おはよ、法子さん!」

 突然挨拶されたので、法子は戸惑って、慌てて摩子を見る。摩子はにこにこと笑っている。法子が再びクラスメイトを見る。クラスメイトもにこにこと笑っている。挨拶を返さなければと思うのだが、名前が分からない。

 必死で考えて、思考の隅まで探って、何とか名前を思い出そうとするのだけれど、どうしても思い出せない。どうしようどうしようと焦っていると、クラスメイトがその困惑を読み取って微笑みかけてきた。

「えっと、苗字が難しい読み方だったよね。何て読むんだっけ?」

 問われたので、法子は反射的に答えた。

「ねごろ、です」

「そうそう。ねごろだ。ねごろのりこちゃんね。私は熊倉実里なんていう、全然普通の名前だから羨ましいよ」

「そんな事は」

 否定しつつ、偶然にも名前が分かった事で、法子は安堵した。くまくらみのり、後で何処かにメモをしておかないと。そうして先程の挨拶に対して返答した。

「あの、その、熊倉さん、その、おはよう」

 法子がそう言うと、一瞬実里は面食らった顔をしたが、すぐににっこりと笑った。

「うん、よろしくね」

 法子がそれに返答しようと思考を巡らせていると、また新たな人物が割り込んできた。

「おはようございます」

 今度は眼鏡を掛けた賢そうなクラスメイトだった。

「何かあったのですか?」

 そのクラスメイトは不思議そうに、摩子と実里に目をやってから、摩子の体の向く先に視線を滑らせ、法子に辿り着いた。

 クラスメイトは僅かに目を見開いてから一瞬だけ考える様子で下を向き、サブリミナル効果、薬物等と呟いてから、摩子に尋ねた。

「まさか洗脳を?」

「そんな訳ないでしょ!」

 また新しい人が現れた事に法子は戸惑った。話題はやはり法子の事らしい。となれば、やっぱりまた挨拶をする事になり、そうしてまた名前が分からないから困ってしまうに違いない。そんな分かり切った未来を予想して、法子はどうしようとまた悩み始めた。

 そんな法子を、実里はちらりと見つめ、そうして新しく現れたクラスメイトに言った。

「おはよう! 陣上叶已!」

「え?」

 叶已は不思議そうに声を上げたが、すぐに法子の困惑した顔を見て納得した。

 法子はそのやり取りが良く分からない。ただ偶然にも名前が分かったので、心の中でじんじょうかないじんじょうかないと唱え続けて、何とか忘れない様に努めた。

 摩子も分からなかった様で、

「何で、フルネームで呼んでるの?」

等と言っている。実里と叶已はそれを無視する。

「おはようございます、法子さん」

 叶已が法子に向かって挨拶をした。法子も何とか返す。

「陣上、さん。おはようございます」

 法子の挨拶に叶已が笑みを返す。

 ちゃんと挨拶出来たと法子は嬉しくなった。ほとんどどもる事も無かった。成長している事を実感して、何だか気が大きくなって、これならもう挨拶の時に戸惑わずに済みそうだと思った。自分は成長している、と思った。

 その時、体に衝撃が走り、そうして視界が盛大にぶれ、そうして頭の後ろから大きな声が聞こえた。

「おはよう!」

 法子は咳き込み、気持ちを落ち着けて、振り返ると、息がかかる程近くに、人の顔があり、驚いて息が止まる。

 その顔はすぐに離れ、法子の首に絡みついていた腕も離れ、解放された法子はよろめいて机に肘を突いた。そうして自分の傍らに立つ人物を見上げた。クラスメイトだった。やはり名前はわからない。

 中腰になって法子の事を覗き込んでいるクラスメイトを見て、法子は美人だなと思った。少し気の強そうな鋭い容姿は、くっきりとまるで外国人の様で、きっと漫画のキャラクターが現実に居たらこんななのだろうなと何だか感動した。

 そんな風に考える法子に、覗き込むクラスメイトが笑いかける。その笑いを見て、法子は何だか胸が高鳴って、ぼんやりとした。

「ちょっと、いきなり失礼でしょ」

 呆けている法子の代わりに、実里が文句を言う。

 それに対して、クラスメイトは笑って言い返す。

「何言ってんだ。友達に失礼も何もあるもんか」

 そう言われて、実里は言葉に詰まった。

 法子も驚いて固まる。友達。妙に聞きなれなくて、それが自分に向けられている事が何だか不思議で理解出来なかった。

 クラスメイトは何だか得意げに笑ってから、法子の前に顔をずいと突き出してきた。法子が思わず身を引く。クラスメイトの口が開く。

「で、名前なんだっけ?」

「ちょっと、あんた」

 実里が文句を言う。

 けれど法子はほっとしていた。相手が自分の名前を忘れているなら、自分だって忘れていて良いんだと考えて、気持ちが楽になった。

「十八娘法子です」

「そうだ、法子!」

 突然指を指されて法子は驚く。驚いて、その手入れの行き届いた指先を見つめる。その指が今度はクラスメイト自身を指した。

「あたしは名場陽蜜! よろしくね!」

 陽蜜がそう言って、晴れやかに笑う。絵になっていた。完全無欠な立ち姿に、法子はまたもぼんやりとした。頭の中で、なばひみつという意味を持たない音の群れが遠ざかったり近寄ったりして、訳が分からなくなった。そんな法子の様子を見て、摩子と実里と叶已と陽蜜はおかしそうに笑った。

 その時、教師が入って来た。授業が始まる。教室中が慌ただしく整頓される。人も席に着いて綺麗に並ぶ。厳かに授業が始まる。外は凪いでいる。鳥の声と教師ののんびりとした声だけが聞こえてくる。空は晴れている。法子は尚も呆然として、目の前の摩子、友達の後姿をぼんやりと見つめている。

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