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困った連中をどうしたものか?と考えていながら寝ていると変な夢を見たような・・・内容は忘れてしまったので放置。起床・着替えをしてから気が付いたが・・・。
「なんでここに居るのかな?」パジャマをたたんでいる木更津さんに聞いてみる。どうして着替えの手伝いをしているかと。
「だって。今日は私が担当ですから。ちゃんと朝食をいただいて出社しますから」気にしないでくださいね。と言いながら布団も上げてくれています。私の仕事なんですけど・・・言っても仕方がないのでそのまま居間へ。今日の服は木更津さんの趣味でゴスロリ系です。
縫製担当さんにはゴスロリ系や和服系など色々あるそうで、コンセプトは一致しているらしいが趣味が違うと以前お茶会で言っていた。私にはゴスロリは似合わないと思うんだけど・・まあ、作成した本人が満足しているから良いけどさ。
「今日はいつもと違うんだな」聖夜さんからのコメントを貰い寝起きでぼーっとしている蓮花さんを放置。台所に立ってご飯を作ってくれているお母さんと聖夜さん。聖夜さんがおかゆを作っているところを見ると黒須特製レシピをゲットしたみたいだ。何を報酬として渡したのやら・・美味しいご飯を食べれるから良いけど。台所を見ながら朝一の水を飲んでいると起動した蓮花ちゃんが隣に座り
「気合入っているなー」台所を見ながらつぶやいている。ご飯のおかずとしては普通な感じなんだけど?
「今できるから待っててね」と絶対負けないとの気合いが垣間見えるけど今日もおかゆを食べる気でいるから私。おかずはお漬物が良いなーと思っていると「どれがいいですか?」冷蔵庫から漬物タッパーを出して聞いてくる木更津さん。確か胡瓜の浅漬けがあるはずだから
「胡瓜を出してあげてもらっていいか?好きなんだ」聖夜さんが先に伝えてくれたので楽ちん。漬物・漬物と喜んでいると
「タンパク質も食べてくださいね」と言いながら先に出来ていたらしい卵味噌を出して言っている。「私だろあーんはちょっと無理ですね」残念そうに言っているがさせないよ。身長的な話でないよ。小っちゃいけどね。おばあちゃんである清ちゃんに似たせいなのか背が小っちゃい。他の兄弟はおじいちゃんに似たらしく大きい方なのに私だけ・・
「小っちゃいとかわいい服をたくさん着れるでしょ?」言っている。その気持ちもわかるが、小っちゃいとすぐに運ばれてしまうから嫌なのよ。ホイホイ運ばれるから。
「あー。服じゃないと思うけど?」私の思っている事を解っている木更津さんが弁解してくれているがそこら辺は理解できないと思います。そんなやり取りをしていてとご飯出来たよ。と言いながらおかずを持ってくるお母さんと出来だぞとおかゆを出して来る聖夜さんに感謝を述べて食事の挨拶をする。
まさしく「いただきます」だな。と思いながら漬け物と卵味噌を食べながら木更津さんの世話を受けているとお母さんの視線が痛いですが?
「私だって」呟いているけどなぜ?どうしてこうなった?適当に放置でおねがいしたいだけど?首をかしげながら食べていると「そんなときもありますよ」とコメントを寄せている 朝食で気まずい雰囲気になるがどうしようもなくて放置。直に治りますよ。の言葉を残して木更津は出社していきました。何がしたいのか分からないけど何かにつけて絡んでくるお母さんに疲れるなーと思い始めた頃に隼人君とその秘書の桐生さん。聖夜さんの叔父さんが一緒に訪ねてきた。
「今回は災難だったな」
「出歩いてないのに大変でしたね」2人から慰めの言葉を貰いましたが、そのバックからだされている書類は何ですか?特に隼人君・・・
「さて、本来は早くて半年くらいかかるかと思っていたが、以外に早くてな。接近禁止令がが出た。春佳君と聖夜にな」接近禁止令ですか。確か新幹線の6号車までだったか近寄れないでしたよね?訪ねてみると頷いているから当たっていたらしい。
「そうでしょうね。軍部がなにやら動いていた見たいですし」呟き納得しているけど説明プリーズ隼人君
「軍部・協会的に春佳に仕事をしやすい環境をみたいだよ」
「はあ?特に今は技術提供もしてないしたまーに依頼受けて要るだけなんだけど。国民の義務見たいな感じで安価な防弾セットとか」
「お前か!」なぜか突っ込みが秘書から入る。あら商売敵でしたか。ある程度の権限をって聞いてたけど、商品を扱って居るんだね〜。軍に卸すんだからある程度の凡庸性と守秘義務課せられるからちょっと面倒なんだよね♪
「軍まで手中に・・・」
「手中にって何さ。お得意様のひとつだよ?一般に出しちゃダメって言われているやつを扱いしやすくして使い捨てにしたんだよ。使いどころを間違えなければ生還率がググッと上がるようにしただけさ。税金で生活しているもの兵隊は使い捨てなんてしちゃダメなんだよ。出来るだけ経験を積んで強兵を持ってないと直ぐに他の国にパックとね。そんなことは避けないとね♪」間違ってる?聞いてみると首を横に降られて肯定してくれる。
「さて、そう言うことで」と帰っていく叔父さんに感謝を伝えて聖夜さんによかったね。と話をしていると
「和んでいるところ悪いが」書類を出しているけどそれは?
「体調がいいなら勉強しましょ。どこまで?妹君も」遠巻きに見ていた蓮花ちゃんに声をかけて勉強を始める。解らない所は相談しながら問題を解いていくが分からなくなるとすぐ聞く蓮花ちゃんに教えている隼人君と言う図式ができている。私はと言うとわかんない所は調べて理解できるまで同じ公式を使う。反復勉強?をしているので、速度的には一番遅い。
「仕上げしましょうか」と取り出したのは理解力確認テスト用紙だ。これを80点くらい解ければまあまあ理解していると言うことになる。今日やった範囲の問題を解き、できたら学校に送る。採点されて帰ってきたテストの点数によって補習プリントが送られてきたりする。今日も平均点ギリギリだったけど合格なので、後から復習しておけば良いかなーっとテストを見ていると凹んでいる人がいる。
「点数悪かったの? どこが悪かったかコメント付いてきているからそれを見てやり直せばいいんだよ。たかがテストだからね。出来るように頑張れば先生だって評価してくれるし勉強法も掴めてくるから出来るとこから頑張ればいい。一番だめなのは出来ないからって諦めること」蓮花ちゃんを励ましてから生暖かい目線を感じて見てみると
「コツコツ頑張って」と言いながら書類を出してくる隼人君
「春さんの決裁がないと終わらない書類たちですから」押し付けてくるけどさ
「私の決裁って?それは隼人君の会社でしょ?手伝いはするけど決めるのは違うと思うのだけど」違うかい?
「そうでもないですよ。さあ」渡された書類に目を通して間違っているところ採算が合わないような書類は秘書さんに渡して大丈夫そうな書類を隼人君に渡す。渡された書類を吟味して採用決定・不合格を裁いていく手際は昔から素晴らしい
「やはり春さんがいた方が裁きやすいですね。書類が上がってくるだけでは詳しく解らない事も有りますし」誉めてくれているが、それでいいのか?私がわかるのなんて常識範疇だからね。専門を雇ったら?聞いてみると考え中です。険しい顔をしながら処理している。
そんなこんなでお昼も過ぎて一休み〜。とお昼寝モードに移行する。久しぶりの書類仕事をして疲れたので仏間で横になる。隼人君はまだ大丈夫なようで怖い顔をしながら処理している。内容的にも怖い顔になるような内容だしね。術者派遣の方はいい感じなんだけど新しく始めた術具の方はダメダメだからね。あれは切り捨てたほうがいいと思う。私のお守り位ならなんとかなるだろうし私が出すものも有るから維持できると思うけど・・
目覚めるとなぜか葛城さんに防護されながらだっこされてます。回りを見てみると他のメンバーも護衛のヘルプたちに守られています。人の争う声が聞こえるけど何がどうなっているのか解らない。見えるのは葛城さんの顔だけ・・・
どうしたの?と声をかけようとして起きたことに気がついた葛城さんに発音しないように目配せされてから向きを変えてくれる。
視界が開けたらお母さんを盾に何かを要求している男性が居る。どこかで見たことがある人なんだが・・・まあいいか。男性を中心に軍部らしき人たちが私たちを守ってくれているが、膠着状態になっている。
抱いてくれている葛城さん肩を叩いて下ろしてもらい軍部の近くにいこうとすると手を引っ張って一応止めてくれるもニッコリ笑うとため息と共に諦めてくれる。軍人の近くに行きポッケから棒を取りだして飛翔させる。丁度私に意識が来ていなかったみたいだから肩に刺さった棒に驚き拘束が緩んだ瞬間に逃げてくる母と捕まえる軍人が交差した。私に抱きついて何かをいっているが聞こえない。その事を伝えたらしく驚いているが、一過性のものだから平気。
場の収集を隼人君に任せて聖夜の所へ行った方がいい気がしたので案内を葛城さんに頼む。仕方がないと言う顔で私を抱き上げ歩き始めてくれるため身を任せる。ついた先は月城さんたちの工房の会議室。月城さんが対応している人はさっき軍部が拘束した人と似ている。兄弟か?
会議室に入ると驚く二人。私を膝に座らせて参加し始める葛城さんを見て何かを察したらしい月城さんが商談?を開始する
「先ほどからもうしている通り、本人意思での契約なのでいきなり第三者が出てきて契約を破棄すると言われても困ります。それに先ほど本人様と次の商品に付いて取り決めを行ったばかりなので、あなたの言っていることの信用性が欠けるんですよ」
「あれは私の命令は聞くので私が破棄すると言ったら破棄なんですよ」
「あれとは?」
「能村聖夜のことですよ」
「聖夜さんは誰にも命令されないよ?だあれあなた」
「君こそ誰だい?大人の話し合いを邪魔しちゃダメだよ」と叱られるが気にしない
「あなたと同じ顔の人が逮捕されたよ。聖夜さんに圧力をかけようとしても思い通りにならないと思うの。あなたの知っている道筋とは違うからね」ニッコリ笑いてを引けと圧力をかける。
「はあ?訳の解らないことを言っているんだいお嬢さん」
「それにね。あなた接近禁止令が出てるから聖夜さんに近寄れなくなっているよ。さっさと帰るか警察に逮捕されるかどっちがいい?」聞くと激怒しながらも帰っていく。色々と対策を考えないとなーっと頭がいたくなりそうだが、一応今のところは落ち着いたので聖夜さんを誘って帰ることにした




