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お昼過ぎに聖夜さんと売上の説明会に行く。本来は作品を卸したあとは報酬をもらったら在庫が残っても知りません。売れ残りは責任を持てません。でいいのだけど、聖夜さんはどのくらい売れたか知りたいとのことで、売れた時に報酬を教えてもらうこととした今回は。

アポを取っていたのでスムーズに部屋に通されて待つこと数分。書類を持った担当者がきた。担当者は月城さんでは無い人です。支社を任されている人がわざわ来るのは業務に支障が出るのでは?っと聞いてみたところ言い訳じみた事を言い出したので、普通でお願いします。と要望した結果か立ったりする。

「さて、今回の作品なんですが」と少し神経質そうな眼鏡男子が書類を見ながら説明してくれてますが顔に面倒だ。と大きく書いてありますね。それって良いのかな?今後もこの人が担当ならどうしよっかな?見たいな感じですね。私的難点は結構あるので、質問しようと思っていたことをしないで置こうかな・・・

「何か質問は」

「はい。ひとつだけ良いですか?」問いかけに答えたのにビックリしているのは聖夜さん。ですよね♪

「何でしょうか」まだ有るのかよ。面倒だなこいつって顔をしたって駄目ですよ

「やる気在るんですか、あなた」

「ハア?」何を言っているんだこいつは。見たいな雰囲気出しても駄目ですよ。そんな顔しても。

「その答えで分かりました。聖夜さん帰ろ」

「良いのか?」私の気持ちを分かってくれているのだろう発言は有りがたいけどこんなの担当に着ける会社とは取引しない方がいい。契約だってコンセプト似合った物を無理なく作るってことにしているし。私みたいな人は沢山居るから良いんじゃない。販売したいものを作ったらまた、面倒だけどネットで販売すればいいし。聖夜さんだってそうしているし

「問題ないと思うよ」私達の受け答えがよくわからないという顔をしている担当を置いて退室しようとする。月城さんは私の事を理解しているからあんな人寄越さないと思ってたのにな。がっかりしていると後ろから抱き締められた。いきなりされたので驚いて肘鉄を胃袋に決めてから緩んだ腕の中からですと踞っていたのは黒須さんだった。珍しい事もあるんだ。へーっと見ていると「大丈夫か?」見下ろしながら聞いている聖夜さん。黒須さんは転生したけど男で生まれた。しかも、他の人みたいに溺愛ってな感じじゃあなくて情報提供はするけど後傍観と言うスタンスだったはずでは?疑問に思っていると騒ぎを聞きつけやって来た警備の人に経緯を説明すると

「ストーキングするのに飽きたらず」とかなんとか言って休憩室に連行していった。ストーキングって?首を傾げながら疑問に思っていると「気づかなかったのか?」と聖夜さんに聞かれたので、頷いて置いた

「いつも良いタイミングで助けや突っ込みや入るじゃないか。それって全て黒須が連絡して皆に教えていたんだぞ。最近じゃ犬と連携して伝達が早くなったとかなんとか言ってたな葛城が」

「そこは携帯じゃないんだ」

「いつも見ていられる訳じゃ無いだろう。一人でお出かけとか町内なら犬が最近ついてきてくれてるだろ?」

うん。そう言えば町外に出掛けるときは大抵誰かが送ってくれたりしている。

「完全包囲網?」え!私監視されているの?聞いてみると

「監視と言うか保護と言うか。そこまでしなくても良いとは言っているんだがな。心配なんだと」何がとは言わないけどな。心当たりあるか?質問にしつこくんで返されてもね。

「あると言えばある。ないと言えば無いかな」

「どっっちだよ」と軽く突っ込みをいれる程度には回復した聖夜さんに道すがら説明する

「ほら。葛城さんとかとマリアたちと生活していた時は家長で面倒後とは小さいものはロバートたちが暗躍して処理してくれてたけど、大きいものは私が全責任をもって処理していたんだよ。日々些細な事も書類にまとめて提出してもらって采配をしてたしそのせいなのか、半日動くと半日ベットから出れない生活をしていたからな。そのイメージが強いんじゃないの」

「どんだけ病弱よ」

「人の半分以下の人生しか当時は生きてませんでしたね。死に別れて長いこと経ってやっと会えたんですよ私たちは」途中で合流した貴家さんが補足しているがそんなに長かったかな?

「お嬢様は女神様のもとでうたた寝をして過ごしていたから実感がないでしょうけど。約100年位は離れていました」

「そうだっけ?」

「そうですよ。色々あってロバート以外は早く家族を作りましたが、晩年ですからね。執事長が妻を得たのは」

「その間、何してたんだ?」当然の突っ込みをいれている聖夜さんに聞きたいですか?質問に質問を返して頷かれている貴家さん。

「お嬢様が残した孤児院を運営したり配分された遺産を運用してお屋敷を維持したりしてましてね。お嬢様との思い出が多くあるお屋敷は私達の宝物でしたので。あと、お嬢様を悪党のようにして信仰を広めようとした国を裏から手を引いて潰し手見たりして暇を潰し手いましたね。嫁を得たのだってお嬢様の最後の願いだからっと言って増したし。執事長が特別じゃなくて使用人全員がそんな感じでそたよ」

「へー。そんなに大切にされていたんだ」

「それを聞いて納得できるな。この過保護体制がしかれていることに」

「いえ。皆分かっているんですよ。ハルさんが健康でちょっとだけ疲れやすいだけだと言うことも。お嬢様みたいにおしとやかではない事も」チラッと見て言っているけど、好戦的で悪かったね。でもね。戦闘できた方が良いことだってあるんだよ?攻め手の考えを理解するには自分がやってみた方が良いしね。隙をついたと思ったら罠だった!!みたいなものを作って一網打尽にするにも戦略が必要だからね。単体で攻めた方が簡単だって言うこともあるんだけど・・・

「一見お嬢様みたいなのにな」言いながら笑っている聖夜さん。悪かったね。着物の方が過ごしやすい時期もあるんだよ。まあ。タンスの肥やしになるのが嫌だから年中来ている感じだけどね。今日も白地に桔梗の花がついた着物と帯が蛍が飛んでいるものを付けている。帯留めは違和感が無いように同色にしている。冬は雪が降ったら着物だと生活できないので、洋服だがちゃんちゃんこを着ていたりするから和風ではある。着物でも戦闘できるように練習したから以前のように着物だから手足が出ません。と言う状況にならない。私を拉致る人なんていないと思うけど、一応要人のために稽古をつけてもらった。やっぱ剣よりはナギガタの方が使いやすい。棒術も使いやすい。小刀も使いやすいので収めてみた。法律で危険物を持ち運びは禁止されている為、お外に出るときは警棒を忍ばせていたりする。どこにって腕輪に刻んだ術式の中にですけど?

「そういえば、腕輪に武器を忍ばせれる奴って需要ある?」以前一度だけ使ったことがあるが、確かその時割柏さんに作って欲しいと頼まれてそのまま放置していた気がする。

「あ?そんなもの作れるのか?そういえば割柏がそんなものをハルが所持しているって言ってたけど・・・」本気であるのか?と聞かれたので頷いてから腕輪を見せる。

「うん?いつもつけているお守りだろ?それがどうしたんだ?」困り顔である。まあ、見ておいて。とジェスチャーして腕輪を触って警棒を取り出すようにイメージをすると手のひらに警棒が出てくる。

「ね。こうゆう風に入れているんだけど。使えるかな。出し入れのイメージをつかむまで大変だけど」としまうイメージをして腕輪を触ると警棒がしまわれる。他に術式を刻んだ石とかも入ってますが、これは使い方を間違えると大変なことになってしまうからあまり出番がないけどね。どうよ。と顔を見ると驚きで固まってますがどうしました?顔の前で手をぶらぶらさせて視点があっているか確かめているとガッシっと肩をつかまれて「いつ売り出す!!」と攻められてしまいました。

「えーっと肩痛い。作れと言われたら術式を書き込めばすぐできるけど使用するにはコツをつかまないといけないよ」はっとして肩を話してくれた貴家さんが手を放してくれてたので説明する。

「すまん。コツとは?」と謝りながら食いついてくるけどそれ程の物かね。まあ、食べ物とかの荷物を入れたバックを背負いながら進軍しなくても良いし手ぶらに見せかけて実は・・みたいになるなら便利か。敵に囲まれて手持ちの武器がなくなったときとかに緊急時用に入れておけば便利か?

「出し入れのイメージがつかめないと出し入れできませんし。出してからすぐにって感じで攻撃をするために練習しないとすぐに攻撃に転じれないのでこつが必要ですよ」これを使って練習してみますか?巾着から出した術式を刻んだ石を出す。

「この石の中に私の好きな飴ちゃんが入ってます。それを出してみてください。イメージ的には袋から飴を出す様な感じでお願いしますね」と手のひらに載せておく。家に帰る道すがら貴家さんが練習していたが結局出せませんでした。

「感覚がわからない・・」居間でに石をにらんでいるけど睨んでも出るようなものじゃ無いですよ?

「そんなに難しいか?」テーブルに置いていた石を撫でて飴を出して見せている聖夜さん。そういえば聖夜さんってすぐにコツをつかんでいたな。

「どう出したんだ?」驚いた顔をしている。そうだよね。基本的な知識は聖夜さんは無いし。どうやったんだ?疑問に思っていると簡単に答えが出てきた

「ハルがこれを作っているときに簡単に説明してくれたんだよ。撫でると出てるよーって。石に刻んでいる模様のここの部分をナデナデすると出やすいんだよーってさ」と術式の収納を示す部分を示して言っている。そういえばそんなことを教えたことがあったような・・・

「そうだっけ?そんなこと言ったような言わないような・・・」

「説明してた時に疲れた顔をしていたな。算数が出来ないとか言いながらだらけたような」そんなことあったような気がする。と言うか、基本的に作る物の説明を聖夜さんとかにしてから作っていたな昔から。聖夜さんもそうだし。

「基本的に何を作っているかご飯の時に話題として上ることが多いよね。最近だと聖夜さん銀細工でブローッチ作ったとか言ってたよね。細工が細かくて疲れたって愚痴ってたよね」

「そーいうお前は進路が心配だとか言ってたよな。こんなに稼いでいるのに何が心配なんだよって突っ込んだ気がする」

「そうそう。おじいちゃんの話だと薬とかお守りとかを作る人たちにはいい刺激だとか言ってたよ?なんかアドバイさーって言うのに任命するとかなんとか言ってたけど、子供の言うことって斬新でいい刺激になるんだろうね」と報告すると貴家さんと聖夜さんが困った子だよっと言う顔をしている。

「どう頑張っても権力の近くに居る宿命だな」呟いているが、そんな宿命ありません。

「すぐに降板させられると思うけどな。質問とかも一時的なものだと思うよ。だってあっちの人たちの方が知識的にも経験的にも私より多いんだから。他の人たちと連携するように示唆してきたから今よりいいものが出来るよ」注目されなくなるよ。と言っておいたがどうだかと言う顔をしている大人たち。私はびっくり箱ではありません



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